ANAの公式アプリ、スマートフォン・タブレットにインストールしていますか?
ANAの公式アプリをインストールしておくと、飛行機の予約だけでなく、機内のエンターテインメントサービスを無料で利用できます。
今回は、そのサービスの内容をご紹介!
ANA公式スマートフォン・タブレットアプリとは?
ANAでは、スマートフォン・タブレット向けに、公式のアプリを無料で公開しています。
iPhoneなどのiOSと、アンドロイド向け、どちらもあります。
このアプリを使うと、特典航空券を含む飛行機の空席の検索や予約、ホテルやレンタカーの予約ができます。マイルの残高なども当然見ることができます。
これら地上で利用できる機能の他、WiFi対応の機材であれば、アプリを使って空の上からニュースや動画を見たり、音楽を聴いたりすることができます。
今回はそのご紹介です。
まだANA公式アプリをインストールしていない方は、ANAの飛行機搭乗前に、以下のリンクから必ずインストールしておきましょう。
iOS版 | Android版 |
ANAのWi-Fi サービスとは?
ANAの機内Wi-Fiサービスは、スマートフォン、タブレットなど、無線LANが使える端末で、インターネット接続や各種コンテンツを使うことができるサービスです。
ただし、全てのANAの飛行機で使うことができる訳ではありません。
機体の入口や壁面に「ANA Wi-Fi Service」という右のようなステッカーが貼られた機体のみが対象です。
正直なところ、機内のWi-Fiサービスは、ANAよりもJALの方が進んでいるので、ANAも同様のサービスになるように対応機種を増やして、頑張って欲しいものです。
Wi-Fiの有料サービス → 2018/4/1から無料に
このWi-Fiサービスおいて、インターネットの接続サービスは有料です。
2018年4月1日より、ANA 国内線の機内Wi-Fiが無料になりました!
アプリでは、機内のニュースやインフォメーション、飛行機の現在の場所を示すマップ、エンターテインメントが利用できます。
どのようなものがあるのが、エンターテインメントを主に見ていきます。
なお、当然ながらこれは機内でWi-Fiを使った限定サービスですので、地上では見ることはできません。
ANA Wi-Fiによるエンターテインメントサービス
機内でANA公式アプリを立ち上げ、手順に従ってWi-Fiに接続します。
詳しい手順は、機内誌に書かれています。
Wi-Fi接続後、アプリのホーム画面でエンターテインメントを選択すると、次の画面が表示されます。
項目としては、以下のものがあります。
- スカイライブTV
- ビデオプログラム
- 電子書籍
- オーディオプログラム
今回私が接続したのは、タブレットよりも画面が小さいスマートフォンだったので、電子書籍は試しませんでした。
ちなみに電子書籍の閲覧には、Yahoo!カーナビの記事を書いた、MediaPad T2 7.0 Proを使っていました。
その後、MediaPad M5に乗り換えましたが、MediaPad T2 7.0 Proよりもサクサク動いて快適です。
この位のサイズがないと、目が疲れてしまい、やはり書籍は厳しいのではないかと思います。年齢のせいもあるでしょうけど。。。
スカイライブTV
スカイライブTVは、機内でテレビ番組が見れるものです。
番組は限定されていますが、このサービス、利用してみて何気に凄い!と思いました。
これまでも、空港に停まっている飛行機に、録画されたニュース番組などのデータを移して、機内で放映するものはありましたが、タイムラグが数時間ありました。
しかしこのスカイライブTVは、地上の番組をほぼリアルタイムに機内で見ることができるからです。
ニュースも、野球中継も、ほぼリアルタイムです。
「野球中継やサッカーを見たいけど、飛行機に乗るから現地に到着するまで見れない」という方にとって良いのではないでしょうか。
映像の動きはスムーズでした。
過去の日経新聞で、このスカイライブTVについて書かれていますが、やはり高い技術だったようです。
ビデオプログラム
ビデオプログラムは、月替わりでいくつかの番組を見ることができます。
子供向けの番組から、大人向けの番組までたくさんあるので、きっと気になる番組もあるのではないでしょうか。
私が搭乗したときは、ご覧のようにモヤモヤさま~ず、探偵!ナイトスクープ、吉田類の酒場放浪記の他、 勇者ヨシヒコ、 ナショナルジオグラフィック、ドラえもん、トムとジェリー 、IS JAPAN COOL?など。
なお、動画は、一時停止や任意の位置からの再生ができます、
ちなみに、私は探偵!ナイトスクープを見ていました(笑)
「小鳥に惚れられたおじさん」、「爆笑!小ネタ集」、「自作の巨大戦艦」の回で、調べてみたら2016年3月4日に放送された内容でした。
こちらはリアルタイムではなく、1年以上前の番組です。
探偵!ナイトスクープが終わる前に目的地に到着してしまい、続きを見ることができないため、残念な気分になってしまいましたが・・・。搭乗時間が短い路線では要注意です。
月ごとの番組内容については、ANAのWiFiサービスの案内ページに掲載されています。
オーディオプログラム
オーディオプログラムは、ジャンル別に分かれているため、好みのジャンルを聞くことができます。
このWi-Fiサービスを利用せず、機内に置かれているヘッドフォンを座席に差し込むだけで音楽が聴けるサービスも昔からありますが、こちらの方が曲数が多いです。
月ごとの番組内容については、先のビデオプログラムと同様、ANAのWiFiサービスの案内ページに掲載されています。
なお、上記のサービス全てにおいて、機内のアナウンス中はスマホの画面に「アナウンス中」という表示が出て止まります。
最初は驚くと思いますのが、ご注意ください。
ノイズキャンセリングヘッドホンが欲しくなった
ANA公式アプリで、国内線機内Wi-Fiサービスのエンターテインメントを利用してみて、便利で時間つぶしには良いと思いました。
基本的に私は「窓側派」です。
しかし、窓側席が取れなかった場合や、取れたとしても夜間の飛行で景色が楽しめない場合にWi-Fiサービスは良いのではないでしょうか。
ANAグループ機内誌 「翼の王国」を読むとしても、行きの便で読んでしまったり、月に複数回搭乗する場合には、2度、3度読むことは少ないでしょうし。
エンターテインメントサービスで動画や音楽をゆっくり楽しむため、ノイズキャンセリングヘッドホンが欲しくなりました。
機内に備え付けのイヤホンでは、外部の音が入ってきてしまうからです。
ANAは以前は国内線のオーディオサービスとしてヘッドフォンが提供されていましたが、2017年10月末からはイヤホンに変わりました。
ANAでも国際線かつプレミアムエコノミー以上のクラスでは、ノイズキャンセル機能付きのヘッドフォンが貸し出されます。
下の写真は、ANAのマイルを羽田 → フランクフルト行きのビジネスクラスに交換して搭乗したときに貸し出された、ノイズキャンセル機能付きヘッドフォンです。
さすがに国内線では、プレミアムクラスであってもこのようなヘッドフォンは貸し出されません。
ノイズキャンセルヘッドフォン、買いました。
この記事執筆後、ノイズキャンセルイヤホン、ヘッドフォンを購入しました。
比較的安価なものなので、長距離便に乗る機会があれば、家族全員分買っても良いかも知れません。もちろん、普段からも使えます。
最上級ノイズキャンセルヘッドフォン、WH-1000XM3 を買増し
その後、2019年にはソニー製の最上級ノイズキャンセルヘッドフォン WH-1000XM3を買い増ししました。
2020年3月15日から、ANAの国際線・ファーストクラスでも採用されたヘッドフォンです。
3万円を超えるノイズキャンセルヘッドフォンだけあって、ノイズキャンセル性能はかなり高いです。機内のアナウンスが聞こえないほど。値段が高いので、家族分揃えるのは難しいですが。
ノイズキャンセル機能が付いたAppleの「Air Pods Pro」も持っていますが、ノイズキャンセル性能はオーバーイヤーヘッドフォンということもあり、WH-1000XM3の方が上です。
今後はテレビを廃止、Wi-Fiでのサービス提供への流れか
2017年1月、アメリカのアメリカン航空が、新たに導入する機種に機内エンターテインメント用のモニター画面を装備しないと発表しました。
これは、ほとんどの乗客がスマートフォンやタブレットを持ち込むようになったためで、今後はWi-Fiを通じてサービスを提供するそうです。今回のANAのWi-Fiによるサービスと似ています。
そもそもANAの国内線の機種には各座席にテレビは付いていませんが、航空会社の初期費用投資の面からも、搭乗客の利用状況を考えても、Wi-Fiでのサービス提供の流れが加速するのでしょうね。
座席にテレビがなくても、スマホやタブレットを持っていない搭乗客には、タブレット貸し出しで済む訳ですし。
あとは、各座席にUSB電源があると助かるのですが・・・。
ANA公式アプリの国内線機内Wi-Fiサービス まとめ
ANA公式アプリを使った、国内線機内Wi-Fiサービスは、無料サービスだけでも十分に楽しめると思います。
地上では、航空券の予約などを行うアプリとして、機内では現地に着くまでのリラックスタイムのためのアプリとして、ANA陸マイラーは必ずインストールしておきたいアプリです。
ANAの機内Wi-Fiサービスを利用するために、アプリは事前にインストールしておく必要があるからです。
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