年末に申し込んだ年会費無料のエポスカードが到着しました。
発行翌月までに、このエポスカードを1,000円(税込)利用すると、9,000円相当のポイントがもらえます。ソラチカカードを使えば、8,100ANAマイルに。
また、入会特典として2,000円分のエポスポイントももらえました。
2016年末に行われていた、ポイントサイトの高還元案件
2016年末、各ポイントサイトにおいて、エポスカード入会でもらえるポイントが増額になっていました。
今回は、ちょびリッチで入会。
ポイントサイトのポイント条件として、発行翌月までにこのエポスカードを1,000円(税込)利用する必要がありますが、ハードルが低いので余裕でクリアです。
ポイントが付いたら、ソラチカカードを使ってANAマイルに交換します。
現在のエポスカード ポイント案件還元額は?
2016年末には、9,000円程度のポイント還元案件がいくつもあったエポスカードですが、2017年になった途端に減額。
現在は、6,500~6,600円が最高還元程度です。
しばらくチェックしていれば、エポスカードの入会案件のポイントが増えるタイミングが出てくるでしょう。
エポスカードを発行する丸井グループは現在、エポスカードなどのカード事業が、必ず必要な分野であるためです。
丸井グループとエポスカードに関する雑談
以下、丸井グループとエポスカードに関する雑談です。
マイルとは関係が無い話なので、興味が無い方は読み飛ばしてください。
丸井グループは、小売りではなくカード事業で稼いでいる現実
エポスカードを発行している丸井グループといえば、池袋・新宿・渋谷・有楽町などにある店舗を思い浮かべる方が多いと思います。
最近は丸井に限らず百貨店や小売は苦戦していると新聞やテレビで報道されていますが、丸井グループも例外ではありません。
実際にセグメント別の利益では、店舗や小売事業よりも、エポスカードをはじめとしたカード事業の方が大きな利益をあげています。
セグメント | 14年3月期 | 15年3月期 | 16年3月期 |
小売・店舗事業 | 105億円 | 81億円 | 79億円 |
カード事業 | 156億円 | 201億円 | 222億円 |
小売関連 サービス事業 | 45億円 | 33億円 | 37億円 |
丸井グループ 2016年3月期決算 資料より作成 |
決算資料の中では、「カード事業は、前年の流動化影響を除くと実質40億円増益」としており、カード事情が伸びているのが分かります。
また、決算資料の他のページでは、
- 2006年のエポスカード発行を契機に、成長の主役が小売からカードへ交代
- カード主導により安定的な成長を可能にする事業構造が実現
としており、成長の主役がカード事業に移っていることを認めています。
このように、小売で知られる丸井グループですが、実際にはカード事業で利益の半分以上を占めているのが実情です。
エポスカード 会員数 627万人(2016年9月30日)
エポスカードの会員数は、2017年3月期 第2四半期 決算説明会のFACT BOOK(決算補足資料)によると、エポスカードの会員数は627万人です(2016年9月30日時点)。
前年比で25万人の増加。
このうち、プラチナとゴールド会員は144万人なので、全会員の18%程度です。
ゴールド会員へのインビテーション
エポスカードにはゴールドカードがあり、年会費は5,000円です。
しかし、年会費無料のエポスカードでショッピングを行い、一定条件をクリアすると年会費無料のまま、ゴールドカードに格上げされるインビテーション(招待)が届くとされています。
ゴールドカードであれば、空港にあるクレジットカードラウンジ(空港ラウンジ)を使うことができます。
インビテーションが受けられる条件をインターネット上で調べると、以下のようなものがでてきます。
- 入会後1年経過
- 年間50万円以上の利用
- 返済の遅れや延滞がないこと
返済の遅れや延滞がないのは、エポスカードに限らず、通常のクレジットカードでもNGですから、インビテーション以前の問題です。
ネットで調べると、これらの条件を満たしていてもインビテーションが来なかったり、逆に1年未満かつ利用額50万未満でもインビテーションが来ている方など様々です。
50万円利用のためにメイン利用カードを変える?
エポスカードをメインカードにすれば、年間50万円は余裕でクリアします。
しかし、エポスカードの還元率は、200円の利用で1エポスポイント(1円相当)と、わずか0.5%。
エポスポイントは、ANAマイルに直接交換できますが、その交換率は、
「1エポスポイント=0.5マイル」
ショッピング利用から、ANAマイル交換までを考えると、わずか 0.25%の還元率となってしまいます。
これは、現在メインカードにしている エクストリームカード+ソラチカカードの1.35%と比べると大幅に低い還元率。
マイルで考えると、50万円のショッピング利用でざっくり5,000マイルの獲得が無くなるのと同じで、陸マイラーとしては考えるところかも知れません。
まぁ、ブログのネタのひとつと考えれば良いのかも知れませんが。
店舗でのメリットを受けるため、財布に入れるカードに
陸マイラーがクレジットカードを発行するのは、入会時にポイントサイトからもらえるポイント目当て。
そのため、入会後は家で留守番をしているカードが多いと思います。
今回のエポスカードは、利用に対するポイントの還元額は少ないものの、全国の多くのお店で割引や優待が受けられます。
そのため、手元に届いたエポスカードは、財布の中に入れる選ばれたカードの1つになるでしょう。長くお付き合いしたいカードになって欲しいものです。
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