沖縄で、冬の時期しかできない観光として、「ホエールウォッチング」があります。
夏の時期はシベリア海域に生息しているザトウクジラが、出産と子育てのため、温かい沖縄の海に来るからです。
地上で貯めたマイルを元に沖縄までの特典航空券を発行して、沖縄でホエールウォッチングしてきました。
当初はあきらめていた、ホエールウォッチング
搭乗や地上で貯めたマイルは特典航空券と交換できますが、その行き先として沖縄は人気です。
特典航空券を使って旅行するときにやるべきこと、予約スケジュールリストに基づき、今回は行きの日程優先で特典航空券の予約を行いました。
帰りの便は午後が良かったのですが、当初は午前中しか空きがありませんでした。
帰りの便で午後を希望していたのは、ホエールウォッチングがしたかったからです。
ホエールウォッチングは、朝出発してお昼頃に港に戻ってくるため、飛行機も午後の便で無いと無理だからです。
当初はあきらめていたものの、特典航空券発行後も、日々特典航空券の空席カレンダーチェックを欠かしませんでした。
すると、ある日突然 午後15時の便に空きが出たため、すかさず便の変更を行いました。
便の変更ができる特典航空券は、予約の変更ができない早期の割引航空券と比べて有利です。
予約後は、座席指定で富士山が見える側の窓側席を押さえました。
今回はマリンハウス シーサー那覇店を利用
今回ホエールウォッチングをしたのは、マリンハウス シーサー那覇店です。
ホエールウォッチングは冬の時期だけで、普段はダイビングのお店です。
なお、冬の時期でもダイビングを行っています。
ホテルまでの送迎付き
マリンハウス シーサー那覇店では、那覇市内までのホテルの送迎があります。
そのためホテルは那覇市内で予約しました。
朝食後に、指定時刻にホテルの前で待っていると、送迎バスが到着してまずはお店まで移動。
お店に着いたら、必要事項を記入し料金の支払い。
クレジットカードが使えるので、少しではあるものの、ここでもマイルを貯めます。
陸マイラーは今回のような旅行を実現するために、どんなところでも日々マイルを貯めるのです(笑)
手続きが済んだら、再び送迎バスに乗って港に向かいます。
大型高速クルーザー
港に着くと、大きな高速クルーザーが2隻待機していました。
定員は60名と50名のもの。
実際に60名乗ると、窮屈なので50名程度しか乗せないのだとか。
今回は2隻で90名近い方が乗っていたのではないでしょうか。
日本以外にも、外国の方も多数乗っていました。
クルーザーは1階、2回に分かれており、トイレ2つを始めとしてシャワーや広いキャビンなど充実していました。
乗船後に分かりますが、凄いスピードのクルーザーでした。
船については詳しくありませんが、エンジンも2台あるのだと思います。
高知でのホエールウォッチングは、漁船を改造したものでしたが、沖縄の場合にはダイビングに使うクルーザーということもあって、豪華でした。
ツアー参加者が乗船後、写真のようにパネルを使って、
「なぜこの時期にクジラが見れるのか?」
「どんな姿が見れるのか」
などを面白おかしく説明してくれます。
このような説明は、高知のホエールウォッチングではありませんでしたね。
この他、クルーザーの基本的な設備や使い方に関しての説明もありました。
9時前に出発
説明が終わると、いよいよ出発です。
出発して感じるのは、船が「速い」ということ。
しかし、後ほど分かることは、「帰りはもっと速い」ということ。
スピードが速いことに加え、この日は海のうねりがあったため、結構揺れました。
ホエールウォッチング ポイントに到着
1時間30分ほど走って、目的地に到着。
しかし、この頃には国籍問わず、船酔いしている方が続出。
今後、ホエールウォッチングに参加される方は、酔い止めを飲んでおいた方が良いと思います。
手元のスマートフォンのGPSで見ると、ホエールウォッチングのポイントは以下の場所でした。
港からは、直線距離で35kmくらいでしょうか。
渡嘉敷島の近くまで来ています。
目的地に着くと、添乗員の方から2階に上がるように指示されます。
2階は高いのでよく見えますね。
近くには、このクルーザーを合わせて3隻のクルーザーがホエールウォッチングしていました。
前日は、親子のクジラが見えたとのことですが、この日は写真の1頭のみでした。
ホエールウォッチングの基本的な流れは以下の通り。
- クジラが見える
- 船で近付く
- しばらくすると、海中に潜って見えなくなる
- 全員でどこから再び見えるか、海上を見つめる
- 1に戻る
どこで見えるのかは運次第。
なお、環境を守るため、ホエールウォッチングの時間は1時間に限られています。
1番最初に見えたときは、自分が乗っていた船が一番近かったです。
その後、ブリーチングというクジラの大ジャンプがあったのですが、残念ながら自分の乗っていたクルーザーが最も遠く、他の船の近くでした。
ブリーチングとは、次の動画のことを言います。
しかし、遠くからでもそのしぶきの高さが高いのが分かりました。
今回撮影できた中で、比較的大きく撮れたのが、次の写真
微妙な写真ですね(笑)
なかなか撮影は難しいです。
運次第ということもありますが、今回はクジラが遠かったのがちょっと残念です。
帰りは全速力
楽しい時間はすぐに終わり、1階に戻って那覇市内に戻ります。
帰りは、行きにも増して、クルーザーが速い、速い。
どれだけスピードが出るんだという感じ。
自由にお茶を飲んで下さい、と飲み物のサービスもありましたが、なかなか飲める状況ではありません。
行きは1時間30分くらいでしたが、帰りは1時間足らずくらいで戻ってきました。
国際通りに寄って、帰りの飛行機へ
お店に戻ってきた後、預けておいた荷物を持ち、希望の場所に送って頂きました。
私たちは国際通りのところで下り、昼食を。
といっても、帰りの船で酔ってしまった私は昼食を食べられず。
家族は、子供も含めて何ともなかったようです。
国際通りを簡単に見たあと、空港に。
機材の関係で飛行機が遅れましたが、無事に出発。
飛行機は満席。
多分、プレミアムクラスには、いわゆる「SFC修行僧」の方も乗ってらっしゃるのでしょう。
帰りの飛行機から見えた夕焼けはとても綺麗でした。
羽田空港到着が近づくころ、富士山が遠くに見えました。
しかし、写真撮影を忘れてしまいました・・・。
西日本の空港から羽田空港に向かう便では、いずも左側の座席から富士山が見えます。
羽田空港に到着後、手荷物の受け取り場所に、ANAマイラーに必須のソラチカカードの入会申込書がたくさん置いてありました。
ソラチカカードがなければ、今回の沖縄旅行はありませんでしたから、大切なカードです。
ソラチカカード未取得の方は、どのクレジットカードよりも先に、このソラチカカードを手に入れましょう。
まとめ
マイルがたくさんあるため、とても身近に感じることができる、沖縄。
今回の旅行では、美ら海水族館とホエールウォッチングを見たので、次回は他の場所の観光のために、休みを狙って行きたいと思います。
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