海外に行くことになったので、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードを使って、プライオリティパスを無料で発行しました。
プライオリティ・パスは、航空会社や搭乗クラスに関係なく、世界中のラウンジを利用できるサービスです。
※プライオリティパスは、2018年10月に値上げされました。記事中の金額は修正済みです。
プライオリティ・パスとは?
プライオリティ・パスは、そのカードを持っていると、航空会社や搭乗クラスに関係なく、世界中の空港にあるラウンジを利用できるサービスです。
日本国内の空港にある空港ラウンジ(クレジットカードラウンジ)は、いわゆるクレジットカードのゴールドカードを持っていると無料で利用できますが、プライオリティ・パスはその世界版と言えるかもしれません。
プライオリティ・パスの年会費と利用料金
プライオリティ・パスには3つのグレードがあり、それぞれの年会費と利用料金は以下の通りです。単位は、アメリカドル(US$)。2018年10月に会費と利用料が値上げされました。
会員種別 | 年会費 | 利用料金[1回当たり] | |
本人 | 同伴者 | ||
スタンダード | 99$ | 32$ | 32$ |
スタンダード・プラス | 299$ | 10回まで無料 その後32$ |
32$ |
プレステージ | 429$ | 無料 | 32$ |
無制限で使えるプレステージは、年会費が高いと言われるクレジットカードのSPGアメックスよりもさらに高く、なかなかの会費です。
海外に行くことが多く、ラウンジをたくさん使わないと元が取れません。
今回、私が発行したのはプレステージクラスのプライオリティ・パスですが、実際には発行料金は無料でした。
なぜなら、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードのサービスの一部として、プライオリティ・パスを発行したためです。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードとは?
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードは、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードです。
カードのデザインに高級感があり、実物はもっとカッコいいです。
今現在、私が使っているカードの中では、最も気に入っているデザイン。
カード年会費は20,000円(税別)だが、家族は1枚無料
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードの年会費は、20,000円(税別)です。
陸マイラーに人気のSPGアメックスの年会費31,000円(税別)に慣れてしまったので、高く感じませんが、普通に考えると20,000円(税別)のクレジットカードは高いです。
しかし、家族カードは1枚まで無料で作れるのは幸いです。
ポイントサイト経由での発行の相場
ポイントサイト経由でMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを発行した場合の相場は、現在10,000円程度です。
そのため、ポイントサイト経由でMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを発行したとしても、1万円以上の持ち出しになります。
しかし私は、初年度に限りますが年会費無料でした。
これは、三菱東京UFJ銀行の口座を開設して、住宅ローンを組んだ際に、窓口のお姉さんから提案があったためです。
もう少し詳しい経緯はこちら
プライオリティ・パスの無料申し込み方法
ここからしばらくは、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードをお持ちの方、あるいは入会希望者向けの内容です。
プライオリティ・パスの発行は、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードのMUFGカード ウェブサービスから行います。
各種申込から発行を依頼する
MUFGカード ウェブサービスにログイン後、各種申込から、海外空港ラウンジサービス プライオリティ・パスのお申込みを選択します。
確認画面後、再び申し込みをクリック
ページが移動すると、プライオリティ・パスの概要や申し込みの基本的な条件が表示されますので、プライオリティ・パスのお申込みを再び選択します。
画面にも記載がありますが、このプライオリティ・パスの有効期間は1年間となっています。自動更新ではないため、翌年以降も利用したい場合には、翌年もまたこの画面から申し込みます。
申し込む をクリック
画面が切り替わると最後の確認です。
申し込むをクリックして、申込の手続きが終わります。手続き完了後は、クレジットカードの明細などが送られてくる住所宛てに、プライオリティパスが届きます。
受付完了画面。10日程度で到着
正しく申し込みが完了すると、受付の完了画面が表示されます。
申し込み後、10日ほどで到着するとありますが、私の場合、実際にはもう少し早く到着しました。
実際、手元に届いたカードに、画像処理を施したのがこちら。
プライオリティパスの最初の6桁は、クレジットカードの番号と同じ377858になっていました。その後ろの8桁が実際の会員番号でしょう。
クレジットカード番号の先頭6文字は、発行者識別番号(Issuer Identification Number、略称:IIN)と呼ばれ、377858は「MUFGカード・プラチナ(ゴールド含む)・ AMEX」を示しています。
そのため、詳しい方がプライオリティ・パスの番号を見れば、発行元が分かるのではないでしょうか。まぁ、ラウンジの受付の方もそこまで見ないと思いますが(笑)
発行者識別番号の一覧はこちら
国内でプライオリティ・パスを使える空港は?
プライオリティパスのウェブサイトには、世界1,000箇所以上のラウンジが使えるとありますが、日本国内でプライオリティ・パスが使える空港は何か所あるのでしょうか。
プライオリティパスのウェブサイトのラウンジ検索機能で、JAPANを検索すると、以下4箇所の空港で、計9箇所のラウンジが表示されます。
残念ながら、国際化が進む羽田空港には、プライオリティ・パスで入ることができるラウンジはありません。
成田国際空港 [5箇所]
第1ターミナル
・KAL Business Class Lounge
・IASS Executive Lounge(出国前エリア)
・T.E.I. Lounge(出国前エリア)
第2ターミナル
・IASS Executive Lounge(出国前エリア)
・T.E.I. Lounge(出国前エリア)
関西国際空港 [1箇所]
第1ターミナル
・KAL Business Class Lounge
(出国前エリア・国内線でも利用可)
関西国際空港のKALラウンジであれば、国内線の利用でも利用できます。
中部国際空港 [2箇所]
・KAL Lounge
・Star Alliance Lounge
福岡空港 [1箇所]
国際線ターミナル
・KAL Lounge
他のプライオリティパス発行可能カードとまとめ
今回、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードのサービスの一環で、プライオリティ・パスを無料発行しました。
プライオリティ・パスを無料発行できるクレジットカードとしては他に、「楽天プレミアムカード」が知られています。
こちらは、年会費10,000円(税抜)と、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードの半額です。
楽天プレミアムカードの家族会員年会費は、以前は5,000円(税抜)でしたが、2016年10月以降は、その90%引きの500円(税抜)に改定されています。
ただし、楽天プレミアムカードの場合、プライオリティパスを発行できるのは本会員だけで、家族会員は発行できません。
プライオリティパスを、家族2名で持ちたい方におススメ
プライオリティパスを、家族2名で持ちたいという方には、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード」がおすすめです。
普通に、プライオリティ・パスのプレステージ会員に申し込んだ場合、429ドルかかり、同伴者は利用の度に32ドル必要です。
しかし、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード」に家族カードも併せて申し込んでも、年会費は2万円(税別)。
プライオリティパスは、それぞれの本会員・家族会員いずれも発行できるので、同伴者の料金不要でラウンジを利用できます。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードであれば、楽天プレミアムカードには無い、プラチナ・コンシェルジュサービス、手荷物空港宅配サービス等の他、様々な優待サービスも付いてきます。
カードのデザインも、楽天プレミアムカードよりも、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードの方が、遥かにカッコいいと思います(笑)
上手く利用すれば、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード」は、年会費に見合うサービスが受けられるのではないでしょうか。
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