年末年始直前に JAL のマイルを利用してビジネスクラスの特典航空券を獲得しました。
JAL の特典特典航空券のシステムやルールは12月に変更されており、座席の空き状況によって必要マイルが変わるシステムになっていますが、幸いにも最低限のマイルで予約できました。
結果として、昨年のANAに続き、2年連続での欧州線 ビジネスクラス搭乗になりました。
JAL国際線特典航空券PLUS
JALは、2018年12月4日から、JAL国際線特典航空券PLUSというシステムを導入しました。
従来のシステムでは、特典航空券の空きが無い場合にはキャンセル待ちになっていました。
しかし、現在導入されている特典航空券PLUSでは、標準マイルに加え、上乗せしたマイルを使えば予約できるようになります。
そのトータルの必要マイル数は日々変化しており、予約のタイミングによって必要マイル数が倍以上になることは珍しくありません。
例えば、私が今回予約した成田空港 → フランクフルト空港のビジネスクラスは、標準では片道55,000マイルですが、年始年末の出国・帰国日によっては104,000マイル必要です。
2019年のゴールデンウィークはさらに必要マイルが多くなっており、記事執筆時点において、4月28日成田発→フランクフルト着は、大人1人・片道で325,000マイルです。
これ、片道ですよ!
帰りを5月4日にすると同じく325,000マイルで、往復65万マイル必要です。
家族4人だと260万マイル。
相当のパワー系陸マイラーでも、260万マイルは困難でしょう。
JAL特典航空券の必要マイルは日々変化
今回、年末年始の直前予約をするため、ANA・JALともに特典航空券の空き状況を日々チェックしていました。
両方合わせて、100回以上は検索したのではないかと思います。
このチェックで面白いのが、JALです。
日々、必要マイルが変化しています。
出発直前になると、空席を特典航空券に開放するため、必要マイルが減るケースが出てきます。
そして、予約のタイミングによっては、ビジネスクラスよりもエコノミークラスの方が必要マイルが多くなるという逆転現象も出てきます。
サラッと書いていますが、これ、大きなポイントです。
JALで国際線の特典航空券を予約する際は、エコノミーだけでなく、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスもチェックしておくのが良いでしょう。
夜中のトイレで起きた時に予約
ここしばらく、ANA・JALともに特典航空券の空き状況を確認していましたが、JALの必要マイルは、標準のマイル数と比べると高いままでした。手持ちのマイルでは足りない状況です。
そんなある日、夜中3時頃にトイレで目が覚め、トイレ帰りに何となくJALのサイトをスマホで見てみると、希望の日程かつ標準マイルで空いていました。
ラッキー!と思い、すぐに予約。
パソコンを立ち上げ、手続きを終えました。何とも言えないタイミングです。夜中にトイレで起きたタイミングで予約できるとは。
ちなみに、年末年始にJALのサイトから普通に欧州行きのビジネスクラスを予約すると、1人100万円くらいかかります。
家族4人だと400万円程度必要になりますので、年収1,000万円あっても、毎年は無理でしょう。
それが今回は、マイルを使って予約していますので、航空保険特別料金など1人 4万円ほどで済んでいます。年始年末で、飛行機を使った国内線の旅行より安いかも知れません。
機内だけでなく旅行先でも貴重な体験ができるでしょうから、マイラーやってて良かったと改めて思います。
直前予約、チラホラ空いてます
この記事執筆時点で、ANA・JALともに年末年始の特典航空券の空き状況を見ていると、以前にはなかった日程で空きが出ています。
直前で特典航空券を狙う場合、「ホテルの予約をどうするか?」という問題があります。
現地に知り合いが居て泊まれたり、キャンセル料が直前までかからないホテルをあらかじめ予約しておくなどの方法が取れれば、特典航空券の直前予約という方法は選択肢の一つだと思います。
日本では、年始年末は連休になる方が多く、特に今年は9連休の方が多いと思います。
しかし、例えば私が今回行くヨーロッパでは、休みは1月1日だけで、1月2日からは普通に会社もお店も営業しています。
そのため、年始年末のタイミングでは、意外とホテルが空いていたりします。
ハワイのように、年始年末の時期に日本の方が多く訪れる場所では難しいと思いますが。
貯めるのが難しい、JALマイル
今回は、新しく変わったJALの特典航空券ルールを上手く活用できたと思います。
JALはANAと比べるとマイルを貯めるのが難しく、私も1年以上かかって今回の旅行分のマイルを貯めました。
主にはモッピーのキャンペーンですが、当時と比べると今は制限が厳しくなっているのが残念です。(今はキャンペーン利用は月1回のみ、以前は制限なし)
それでもモッピーのキャンペーンが、他の方法よりJALマイルが貯めやすいのは変わりません。
旅の準備、いろいろ
直前予約の難点は、準備までの時間がないこと。
私は、Marriott Bonvoy AMEX プレミアムカードをメインとしています。
Marriott Bonvoy AMEX プレミアムカードは他のカードと比べて、海外旅行の保険が充実していますが、それでも、万が一のことを考えると保険金が足りないリスクがあります。
そのため、たびほで、Marriott Bonvoy AMEX プレミアムカードを補う形で、バラ掛けにて保険をかけました。
携行品損害の保険は、たびほよりもMarriott Bonvoy AMEX プレミアムカードの方が充実しています。携行品損害をたびほで外すと、保険金が大幅に安くなるのがメリット。
現地通貨は、ソニー銀行のソニーバンクウォレットを使い、現地のATMで必要最小限のみ引き出す予定。国内では両替しません。
カード支払いができる場所がほとんどでしょうから、現金なくてもあまり困りません。
1ユーロ足らずの電車の切符さえ、カードで買えます。現金がなくて困るのはチップくらい。
自動車の運転はしないと思いますが、念のため国際運転免許証を入手(というか、更新)。
免許センターや運転免許試験場に行けば、国際運転免許証は30分足らずで入手できます。
バタバタしていますが、旅行後には時間を見ながらビジネスクラス搭乗記でも書こうかと思います。
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