ソラチカカードとの2枚持ちで、ANAマイルへの最高還元率が1.35%と絶大な効果を発揮する、エクストリームカード。カードの基本的な情報をANA陸マイラー向けにまとめました。
エクストリームカードは新規募集が終わり、完全廃止に
エクストリームカードは2017年5月で新規募集が終わり、カード自体が廃止。
リーダーズカードに全面移行することになりました。
記事としては参考としてページを残しておきます。
移行後のリーダーズカードの還元率などは以下のページをご覧下さい。
カード廃止後、私の現在のメインカードは、spg AMEXにしています。
ソラチカカードとの2枚持ちで、絶大な効果を発揮する、エクストリームカード
エクストリームカード(Extreme Card)を持つ前に、年会費、還元率、ETCカードなどの情報を、ANAマイラー向けにまとめたものです。
エクストリームのブランドは、VISA
エクストリームカードのブランドは、VISAになります。
その他の選択肢はありません。
エクストリームカードの年会費
エクストリームカードの年会費は、初年度は無料です。
前年度のカードショッピングご利用合計金額が30万円を超えると、本人も家族会員も年会費は無料です。
ANAマイラーを目指す方は、年間に30万円くらいは余裕で使うでしょうから、実質的に年会費は無料といえます。
エクストリームカードのカードの還元率
エクストリームカードで貯まったポイントを、Gポイントに手数料無料で交換すると、交換率は150%になります。
Gポイントは、メトロポイントに、手数料なしで交換できます。
2016年4月25日より、制度改悪により、Gポイントからメトロポイントへの移行時に、手数料として5%の手数料が必要となりました。
ソラチカカードを持っていることで、メトロポイントは90%の交換率でANAマイルに交換できます。
手間はかかりますが、結果としてエクストリームカードの還元率は1.2825%~1.35%です。
2016年4月25日、Gポイントの制度改悪によって、Gポイントからメトロポイントへの移行時の5%分の手数料が必要となりました。手数料を支払う場合、実質還元率は1.2825%です。
しかし、Gポイントのサイトで広告アクションを実施すると、ポイントバックされますので、その場合には1.35%の還元率になります。詳しくは以下のページをご覧下さい。
ソラチカカードではなく、エクストリームカードでマイルを貯めた方が良い理由は、この高い還元率にあります。
エクストリームカードは、ETCカードの年会費無料
エクストリームカードは、ETCカードの年会費が無料です。
ショッピングと同様、ETCカードの利用でもポイントが貯まりますので、発行しておきます。
なお、ETCカードは、エクストリームカードと同時には発行できません。
エクストリームカードが届いた後、インターコムクラブという、ジャックスの各種手続きが出来るサイトに登録して、そのサイト上から申し込む必要があります。
インターコムクラブへの登録や、ETCカードの発行は難しくありませんのでご安心下さい。
海外・国内、旅行傷害保険あり
エクストリームカードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付いています。
海外旅行傷害保険は、カードを持っているだけで付帯されます。
しかし、国内旅行傷害保険は、国内旅行をされる際に、乗り物や宿泊施設、ツアー旅行参加に関わる費用を、カードで事前に支払った場合に限定されますので、ご注意ください。
ネットでの不正利用を補償、ネットあんしんサービス
エクストリームカードには、ネットでの第三者による不正利用を補償してくれる、ネットあんしんサービスが付帯しています。
これは、インターネットで不正利用され、身に覚えがない請求が届いたときに、ジャックスへの届出日から90日前までさかのぼって、不正利用による損害を補償するサービスです。
90日あれば、エクストリームカードからの利用明細書が届いてからでも十分間に合うでしょう。
宇佐美でガソリンを入れると、いつでも2円/L引き
全国に約450店舗ある、宇佐美サービスステーションでガソリンを入れると、いつでも2円/L引きになります。
ANAのマイルが貯めやすいだけでなく、車での移動もトクするエクストリームカードです。
もちろん、公共料金の支払いも可能
エクストリームカードでは、電気、ガス、水道、携帯電話などの公共料金の支払いができます。(当然ながら、それらのサービスの供給側が対応していれば)
私は、電気、ガス、水道、携帯電話、ネット回線、生命保険などの固定費は、全てエクストリームで支払っています。
固定費をエクストリームカードで支払うことで、自然とポイントが貯まります。
Gポイント 経由で1,000円分のポイントバック
エクストリームカードを作る場合、オフィシャルサイトでそのまま入会するのは損です。
還元が受けられる、ポイントサイトを経由して作りましょう。
2017年4月時点では、Gポイントを経由してエクストリームカードを作ると最もおトクで、1,000円分のポイントがもらえます。このポイントをマイルに替えると、900マイルになります。
Gポイントの説明は以下のページをご覧下さい。
ANA陸マイラー的、エクストリームカードまとめ
エクストリームカードは、ソラチカカードと併せることで、高いANAマイル還元率を、それほど手間なく、ローコストで得られるカードです。
ゴールドカードではないので、空港のラウンジは使えませんが、全体として使い勝手の良いカードではないでしょうか。
コメント
こんにちは。
以前エクストリームとANAVISAゴールドどちらがいいでしょうか?と質問したものです。
エクストリームを発行し、ポイントを貯めていましたが、昨日自宅に改悪のお知らせが…
もうエクストリームを使うよりソラチカを使うしかないでしょうか?年会費一万弱で100万のクレジット決済でもVISAゴールドの方がいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
まな様
コメントありがとうございます!
エクストリームカードの件、残念です。本日、私宛にも連絡のハガキが来ていました。
ANA VISAワイドゴールドの場合、還元率は上がりますが、年会費も上がります。
年間のクレジット決済100万円の場合、V2ステージで還元率は最大 1.585%です。
[1年ごとにソラチカカードで移行する場合]
ソラチカでは10マイルコース(1%還元)の場合で、移行手数料が5,400円(税込)かかります。
ソラチカカードの年会費は埋没費用として無視すると、年間100万円の利用で10,000マイル獲得し、その際の移行費用が5,400円。
ANA VISAワイドゴールドでは、マイ・ペイすリボとWEB明細での割引を受けて、年会費は10,260円(税込)で移行手数料は無し。
マイルは年間100万円の利用で15,585マイル。
ANA VISAワイドゴールドとソラチカカードの移行手数料の差額は4,860円ですので、この出費で、5,585マイルもらえることになります。
1マイル=1円を切っていますので、バイマイルとして考えると悪くありません。
[2年ごとにソラチカカードで移行する場合]
2年に1度の移行手続きとすると、移行手数料は1年でみると半額相当です。
この場合、年間100万円の利用でソラチカカードは20,000マイル、ANA VISAワイドゴールドでは、31,170マイル+更新マイルが2,000×2年で合計35,170マイル。
ソラチカとの差は15,170マイルになります。
ANA VISAワイドゴールドの2年間の年会費は、10,260円(税込)×2年=20,520円。
ソラチカの移行手数料は、5,400円なので、差額は15,120円。
結果として、15,120円で15,170マイルを買う形になるので、こちらも、バイマイルとして考えると悪く無いと思います。
ただ、年会費に1万円を超えるとなると、少々勇気がいりますよね。
また、ANA VISAワイドゴールドで最大還元率を受けるためには、若干でも金利を払うように工面しなくてはなりません。個人的にはここが面倒そうです。
ここまで長く書いておきながらですが、年間約5,000マイルと年会費の差を考えるのであれば、とりあえず様子見としてソラチカ1本でしばらく進めて、飲食モニター案件やクレジットカード発行案件などを進めた方が効率的だと思います。
まな様
追記です。
JACCSから届いたハガキを見てみると、Reader’s Cardに移行後、
利用金額1,000円につき、11ポイント=1.1%還元となっています。
Gポイントに移行する際は、3500ポイント → 4,000 Gポイントのルートが新設。
つまり、114.28%。
結果として、90%の交換率となるソラチカカードでANAマイルに交換
すると、
1.1% × 114.28% × 90% = 1.131%となり、ANAの一般カードを
若干上回ります。
これまでの1.35%と比べると悪いですが、維持費と交換率を考えると
妥協点はあるかも知れません。
詳しい内容ありがとうございます。とても丁寧で感謝しております。
年間10万マイルなど大きなマイルを貯めるにはやはりブログやポイントサイトの紹介が必須になってしまうのかなとは思っておりました。
カード発行などは少しずつこなしていましたが、飲食モニターは地方のためなかなか厳しい状態でした。
年会費1万はやはり迷いますね。リボの変更も忘れてしまっては元も子もないですね。
毎日ブログはチェックさせていただいてましたので、また情報よろしくお願いします。