羽田空港 第1旅客ターミナル(JAL側)のクレジットカードラウンジ(空港ラウンジ)、「POWER LOUNGE SOUTH」を利用しました。
このラウンジは、2017年にリニューアルして、使い勝手が良くなったカードラウンジです。
POWER LOUNGE SOUTHとは?
POWER LOUNGE SOUTHは、羽田空港を管理する日本空港ビルデング(株)が運用している、いわゆる空港ラウンジです。
このPOWER LOUNGE SOUTHは、羽田航空 第1ターミナル(JAL、スカイマーク、スターフライヤー側)にあります。
POWER LOUNGE SOUTHの利用は有料ですが、当日の搭乗券と、いわゆるゴールドカードなどのクレジットカードを持っていると、無料で利用できます。
そのため、このようなラウンジを、カードラウンジと呼ぶ事もあります。
年会費が無料かつ、今回のようなカードラウンジが利用できるクレジットカードについては、以下のページにまとめています。
POWER LOUNGE SOUTHの概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
ターミナル | 羽田空港 国内線 第一旅客ターミナル |
フロア | 2階 (保安検査後) |
営業時間 | 6:00~21:00 |
料金(税込) | 13歳以上:1,100円 4~12歳:550円 0~3歳 :無料 |
座席数 | 133席 (全席禁煙) |
無料 サービス |
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有料 サービス |
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電話番号 | 03-5757-8282 |
POWER LOUNGE SOUTHの場所、入口
場所をざっくり言うと、「保安検査場を出て、左側」、南ウィング。
8番ゲートと9番ゲートの間にあります。
保安検査場は「A」と「B」が近いです。
ただし、「A」はスターフライヤー専用の保安検査場なので、JALを利用する場合には、「B」が最も近いと言えます。
POWER LOUNGE SOUTHは、保安検査後にあるラウンジです。普通は、出発前に利用すると思います。
羽田空港国内線 第1旅客ターミナルは、ANA側の第2ターミナルと異なり、出発のお客さんと到着のお客さんのルート(動線)の分離がされていません。
そのため、空港到着時にも利用することができます。
受付で料金を支払うか、ゴールドカードなどと共に当日の搭乗券を提示すれば中に入ることができます。
私のメインカード、Marriott Bonvoy AMEX プレミアムカードは見た目はゴールドではありませんが、グレードとしてはゴールドカードなので、カード本会員と同伴者1名までが無料で入室できます。
POWER LOUNGE SOUTHの中の様子、サービス
受付を済ましてラウンジ内に入ると、座席がたくさん並んでいます。
白と黒を基調としたシンプルなデザインは、モダンな印象を受けます。
コストを抑えるために一部の天井が無く、空調などが露出していますが、黒色に塗られているため気が付きにくくなっています。
ラウンジマップ
現地にある地図を参考に当サイトで作成した、ラウンジマップです。
このラウンジは以前「エアポートラウンジ南」という名前で、座席数が149席と羽田空港 国内線のカードラウンジで最大でした。
2017年にPOWER LOUNGE SOUTHへとリニューアルしてから、座席数を133に減らすことで、よりゆったりとした空間に生まれ変わりました。
それでも、100席を超えるラウンジというのは、全国的に見ても広いラウンジであることに変わりはありません。
POWER LOUNGE SOUTHは、滑走路に面しているため、窓際の席では飛行機の離発着を見ることができます。第1ターミナルのラウンジですので、外に見える飛行機はJALの機種ばかりです。
テーブルでは、パソコンを広げている人がたくさん居ます。
ラウンジの中は静かなので、ゆっくりと過ごすことが出来るでしょう。
全席コンセント、USB端子付き
POWER LOUNGE SOUTHは、2017年4月にリニューアルしました。
このリニューアルをきっかけとして、羽田空港内ラウンジのうち、POWER LOUNGEという名称が付くラウンジには、全席に100VのコンセントとUSB端子が付いています。
当然、このPOWER LOUNGE SOUTHにも、各座席にコンセントとUSB端子があります。
USBは2Aの出力に対応しているので、スマホは当然のこと、iPadのように充電時に2Aの電流が必要なタブレットも充電できます。
このコンセントを使ってノートパソコンが使えますし、スマートフォンの充電もできますね。
新聞・雑誌
POWER LOUNGE SOUTHには、新聞・雑誌が置かれています。
写真は雑誌多めですが、実際には新聞も多く置いてあります。
フリードリンク
フリードリンクは、受付の奥側に1箇所、準備されています。
飲み物が入っている容器や食器は、羽田空港内にある他のPOWER LOUNGEと揃えられています。
朝の時間帯には、軽食が提供されます。
アルコールは有料
POWER LOUNGEには、アルコール(ビール)が準備されていますが、有料です。
提供されているのは、羽田空港限定のクラフトビール「羽田スカイエール」で、代金は、680円(税込)です。
空港でリラックスするために、利用してみては
電車での旅行と比べて空の旅は、空港に早く到着しなくてはいけないことがデメリットと言われることがあります。
しかし、このPOWER LOUNGE SOUTHのようなラウンジでゆったりすることを考えれば、空港に早く着くことはデメリットとは言えないのではないでしょうか。
むしろ私などは、可能な限り空港に早く着いて、離陸までの時間を過ごしています。
新幹線など鉄道の「待合室」では、飲み物が提供されたり、新聞や雑誌が読めたり、コンセントやUSBが使えるところはありません。
この辺りのサービスは、「空の旅ならでは」だと思います。
POWER LOUNGE SOUTHでは、全席にコンセント+USB(特にUSB)が設置されているというのは、昨今のスマートフォン・タブレットの普及に伴う、ありがたいサービスです。
航空会社のラウンジと比べて、カードラウンジはゴールドカード程度の所有でタダで利用できるので、ハードルも低いです。
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