仙台空港は2023年度に354万人の乗降客数があります。
これは神戸空港と同じくらいで、日本で10番目の乗降客数です。
国内では、札幌(新千歳)、新潟、名古屋(中部)、大阪(伊丹、関西)、神戸、広島、福岡、沖縄(那覇)の路線があります。
しかし、東京 ↔ 仙台は新幹線で移動する方がほとんどですので、羽田空港の路線はありません。(2024年3月に、地震の影響で東北新幹線が運休した時には羽田 ↔ 仙台の臨時便が出ていました)
このような理由から東京近郊にお住まいの方にはあまり馴染みのない仙台空港ですが、空港とラウンジを利用する機会がありましたので、ご紹介致します。
仙台空港 ビジネスラウンジ East sideとは
宮城県・名取市と岩沼市の仙台空港にある「ビジネスラウンジ East side」は、クレジットカードの中でも各ゴールドカードやアメリカンエクスプレス、ダイナース等と当日の航空券があると無料で利用できる空港ラウンジ(クレジットカードラウンジ)です。
また、ゴールドカードなどが無くても、お金を払えば利用することが出来ます。
仙台空港には、JALのサクララウンジ、ANAのANAラウンジの他、このビジネスラウンジ East sideがありますが、カードラウンジはこのビジネスラウンジ East sideだけです。
仙台空港 ビジネスラウンジ East sideの概要は以下の通りです。
フロア | 3階(保安検査前) |
営業時間 | 7:00〜20:30 |
料金(税込) | 1,100円(税込)/1時間 |
座席数 | 24席 |
無料サービス |
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有料サービス |
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備考 | 1時間の制限あり。JCBのみ無制限。 ラウンジ内にトイレはありません。 |
電話番号 | 022-383-4301 |
Website | オフィシャルサイト |
ここで少し気になるのは、1時間の時間制限があることでしょうか。2時間であれば他の空港ラウンジにもありますが、1時間は短めです。
一般的に、空港ラウンジで過ごすのは1時間前後かと思いますが、飛行機の遅延などがあった場合には、超過してしまうでしょう。
ビジネスラウンジ East sideの場所、入口
仙台空港のカードラウンジ「ビジネスラウンジ East side」は、2階の出発・到着ロビーではなく、ひとつ上の3階です。
エスカレーターなどで、3階に向かいましょう。
3階に上がり、滑走路を正面に見て右側に曲がります。レストラン街を通り過ぎた奥にラウンジがあります。
レストランを通り過ぎ、左側がラウンジの入り口です。
このラウンジは、全国の空港にある空港ラウンジと同様に保安検査の前に位置しているため、時間にゆとりを持って入る必要があります。
なお、保安検査の前にラウンジがあるということは、仙台空港出発時だけでなく、到着時にもラウンジを使えるという利点があります。
入口には、無料で入室できるクレジットカード(ゴールドカード以上)の一覧が掲げられています。クレジットカードと併せて、当日の搭乗券も必要になります。
年会費無料かつ、仙台空港を含めた空港ラウンジも無料で利用できるゴールドカードについては、以下のページにまとめていますのでご参考下さい。
私のメインカード、Marriott Bonvoy AMEX プレミアムカードは見た目はゴールドではありませんが、グレードとしてはゴールドカードなので、同伴者1名も含めて無料で入室できます
ビジネスラウンジ East sideの中の様子
受付を済まして中に入るとすぐにラウンジです。
スペースが広くて、ゆったりとした席の配置です。
写真の奥はパソコンブースになっており、コンセント付きの座席です。パソコンも2台置かれています。
ラウンジは横に長いレイアウトで、部屋の奥にもラウンジがあります。広いスペースに椅子が置かれているだけで、残念ながらこれらの座席にはコンセントはありません。
空港ラウンジ(カードラウンジ)は滑走路や飛行機が見えないケースが多いのですが、ここ仙台空港のラウンジからはガラス越しに滑走路が見えます。
天気が良くて、滑走路が綺麗に見えました。
フリーソフトドリンク(無料)、ビール(有料)
受付、入口の近くにコカ・コーラ系のフリーソフトドリンクがあります。
炭酸飲料、コーヒー。左側にはほうじ茶、紅茶、緑茶なども置かれています。
右側にはビールの自動販売機があります。
訪問時の販売価格は、サッポロ黒ラベル 350mlが300円、500mlが380円。エビスビールの350mlが340円でした。
カラーコピー、FAX、プリントアウト
入口・受付の近くにコイン式の複合機が置かれています。
料金は以下の通り
モノクロ(印刷、コピー) | 1枚10円 |
カラー (印刷、コピー) | 1枚50円(A3は1枚100円) |
FAX | 1枚10円 |
マッサージ機
空港ラウンジ(クレジットカードラウンジ)には珍しく、無料のマッサージ機が3台置いてあります。
なお、1回15分までという案内が書かれていました。
ラウンジに入ってソフトドリンクを飲んで、マッサージしてたらあっという間に1時間が過ぎてしまいそうです。
喫煙室
単にドア1枚で区切られただけの喫煙室です。
ドアが開くたびに、煙が禁煙室に流れてきてしまいます。
最近の流れとして喫煙席があるのは(悪い意味で)珍しく、改修して他の用途にした方が良いのではないでしょうか。
新聞・雑誌
受付近く、パソコンブースの手前に新聞・雑誌が置かれています。
地元宮城情報誌もいくつか。
乗り遅れにご注意を
仙台空港 ビジネスラウンジ East sideは、保安検査前の場所であることを忘れずに。
保安検査場は2階でここは3階。
「カードラウンジを出て、保安検査場に行ったら行列になっていた」とならないよう、ゆとりを持って行動することが必要です。
JALまたはANAの上級会員であれば、保安検査後にサクララウンジまたはANAラウンジがありますので、そちらもご利用できます。
ビジネスラウンジ East side まとめ
仙台空港にあるラウンジ・ビジネスラウンジ East sideは、地方空港にある空港ラウンジ(カードラウンジ)としては、一般的なスタイルではないかと思います。
コンセントが設置されている座席は少なめですが、空間のスペースとしてはゆったりしています。
マッサージ機が設置され、かつ無料で使えるラウンジは珍しいです。
ただ全体として、1時間の時間制限があるのと、喫煙室があるのが残念です。
喫煙者への配慮よりも、7割以上の非喫煙者の配慮が欲しいです。非喫煙者は喫煙者が思っているよりもタバコの匂いに敏感です。
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