Amazon Vine先取りプログラムに招待されてメンバーになった感想

Amazon Vine先取りプログラムに招待されてメンバーになった感想 買い物

春頃にAmazonよりVine先取りプログラムに招待され、メンバーになっています。

Amazon Vine先取プログラムとは、レビューを投稿することを前提として、Amazon内の特定商品を無料で入手できるプログラムのことです。

招待されたきっかけ、実際に利用してみたメリット、デメリットを記してみます。

招待制のAmazon Vine先取りプログラム

Amazon Vine先取りプログラムはアマゾンのウェブサイトにも公開されているプログラムです。

Amazon Vine 先取りプログラム

Amazonの商品レビューを見ると、この画像のように「Amazn Vine先取りプログラムカスタマーによる無料商品のレビュー」と書かれていることがあります。
(下記レビューは適当に見つけた商品のもので、私のレビューではありません)

Amazon Vine先取りプログラムのレビュー麗

このようなレビューがAmazon Vineプログラム参加者によって投稿されたもので、投稿者は商品を無料でもらう代わりにレビューを書いています。

Amazonプログラムの招待基準は明確ではありませんが、上記ページには「洞察に満ちたレビューを一貫して書いているお客様は、招待される可能性が最も高いです。」とあります。

 

招待された理由はよく分からない

Amazon Vineに招待されたのは今年の春でした。

Amazon Vine招待前に自分で買った商品のレビューを書いたのは13点。
私のコメントが役に立ったという件数(ハートの件数)は、最も多いもので9件。全商品の合計で41件でした。

レビューは短いものだと2行ほどですが、多くは数行~10行以上。
レビューした文字の合計数をレビュー数で割ると、1投稿当たり 230文字くらい。全てのレビューで写真の添付はありませんでした。

Amazonのレビューの中には、「箱が壊れていたから☆1です」「玄関の前に無造作に置かれていました」等という、配送に関するレビューを書く訳の分からない方が居ますが、私の過去のレビューで配送に触れたことはありません。商品のレビューと配送は別の問題なので。

振り返ってみてもレビューの絶対数はそれほど多くないと思いますが、なぜAmazon Vineに招待されたのかは良く分かりません。

 

Amazon Vine先取りプログラムがある理由

Amazon Vine先取りプログラムは、サービス名に「先取り」とあるように、まだ発売していない商品や、発売間もない商品が多いです。

これらの新商品を出品するメーカーがVine会員に商品を提供することで、短期間に感想・レビューを得て、商品の改善点を把握することができます。

実際には良いレビューだけでなく、悪いレビューも書かれる可能性があります。

出品者側から見たAmazon Vineのメリット・デメリットはGoogleなどで「Amazon Vine 出品者向け」などというキーワードで検索するとたくさん出てきます。

 

Amazon Vine先取りプログラムの利用方法

Amazon Vineに招待されて登録したものの、使い方があまり分かっていなかったこともあり、しばらく放置していました。

このページにたどり着いた方のために、利用方法のご案内です。

Amazon Vineの専用ページに行くと、Vineの商品のところに以下のように表示されています。

Amazon Vineの専用ページ

大きく

  1. お客様へのおすすめ
  2. すべての人で利用可能
  3. 追加商品

の3つです。このうち私は、お客様へのおすすめばかりを見ており、商品が無いなと思っていました。それぞれの概要の説明です。

1. お客様へのおすすめ

個人ごとにカスタマイズされた商品が出ています。

しかし実際には、自分と全く関係のないものが出てきます。
記事執筆時にはプリンターの互換品トナーが出ていますが、私が持っているプリンターには全く合わないものです。

商品単価として高めのものがあり、これまでには6,000円くらいの鍋、フライパンや12,000円くらいの美容液を注文出来ています。

商品数は少なく、出ていても5件以下。
ほとんどの期間は件数ゼロだったので、私はここだけを見て「ずっと商品が無いな」と思っていました。

商品が表示されているユーザーが少ないためだと思いますが、表示されてから注文できるまでには少し時間的な猶予があります。この「お客様へのおすすめ」に希望する商品が表示されていれば競争率が低いのでラッキーです。

 

2. すべての人で利用可能

ほとんど出たことがありませんが、一度だけ英語に関する本が表示されたことがあります。私には向かない内容でレビューが書けなかったので申し込んでいません。

ネットの情報ではここに掲載されるのは書籍が多いようです。

 

3. 追加商品

常時、400~600件くらいの商品が掲載されています。昔は数千件あったようです。
ただし、ほとんどの商品は使えないものばかりです。どんな商品が多いのか、後で記します。

時々良さげな商品が出てきますが、迷っていると一瞬で無くなります。
ここの競争は本当に早い。これまでに何件、注文できなかったことか。
ただし、ほとんどの商品はニッチな商品が多いのでずっと残っています。

あまりニッチなものは、レビューを書けないので注文しません。

お客様へのおすすめは商品数が極めて少ないまたはゼロなので、この追加商品の部分を随時更新して商品を探すことになります。

商品をキーワードで検索する機能がなく、ページを移動した先に新しい商品が掲載されていることもあるため、商品探しは地味に面倒です。

 

商品注文後の流れ

無事に商品が注文できると、翌日、翌々日くらいには商品が手元に届きます。

実際に商品を利用してレビューを書きます。
商品はメルカリ、ヤフオクなどで販売・転売することはできません。商品の転売行為が分かるとAmazon Vineから強制退会処分になります。

商品到着後、レビューを書くまでの期間は定められていません。商品によっては1~2回の利用では分からず、一定期間経たないと効果が分からないものもありますから。

 

Amazon Vineレビューの信頼性

Amazon Vineプログラム参加者のレビュー信頼性ですが、これは参加者によります。

同じ商品のレビューで「なるほどな」という視点でレビュー書いている人もいる反面、商品概要をChatGPTに読ませてレビュー作成したんじゃないか?と思うようなものもあります。

以前、ある互換フィルターを注文したのですが、中身は純正とは大きく異なる粗悪品でした。
私はその理由と共にレビューに☆1つを付けたのですが、他のVineレビューの多くは表面だけ見ての☆5つが多かったです。

ある程度金額が高い商品の方が書く方も構えるためにそれなりの内容になりますが、安価な商品のレビューの中身は参加者によってバラつくと思います。

私は無料であっても商品がダメであれば、☆1を付けていますが、甘い人は☆5つばかりかも知れません。

 

Amazon Vineの評価期間とステータス

Amazon Vineに登録されると、シルバー(初期)ステータスが与えられます。

6か月の評価期間内に80個の商品を注文し、90%以上(72個以上)の商品をレビューすると、上位のゴールドステータスにランクアップします。シルバーとゴールドの違いは以下の通りです。

ステータス シルバー ゴールド
1日の最大注文数 3個 8個
1品の上限金額 13,569円 上限無し

私はまだシルバーですが、80個の注文と90%のレビューというのはなかなかしんどいです。

 

Amazon Vineのメリット・デメリット

これまで、Amazon Vineで40個ほど注文してきて感じた、メリット・デメリットです。

Amazon Vineのメリット

Amazon Vineのメリットは、やはり様々な商品を無料で手にすることができるということです。

あまり物欲は無い方ですが、あ、あれ古くなっていたな というものに該当した商品がある時はラッキーです。

Amazon Vineのデメリット

普段と異なるペースでAmazonを利用することになるので、段ボールや紙の袋がどんどん増えていきます。ご存じのようにAmazonは、小さな商品でもそれよりかなり大きな段ボールで届くことが珍しくありません。

段ボール以外では紙の袋で届くことも多いですが、これも溜まっていきます。
リサイクル用の紙ごみはこのAmazonの紙の袋に入れて出しているため、入れる袋に困らなくなったのは幸いです。

現時点では注文した商品は家にある既存の商品との置き換えが多いので良いのですが、Amazon Vineで入手した商品は転売、譲渡などが出来ないため、今後は置き場所に困るかもしれません。

 

入手した商品・入手できなかった商品・登録されている商品

これまでに入手した商品などです。

入手した主な商品

  • 靴下
    靴下は割と入手できる機会が多く、消耗品なので困りません。
    実際に履いてレビューしています。ヨガソックスも出ています。
  • 水筒
    暑い時期なので水筒の出品があり、複数入手できました。あっても困らない
  • 調理器具
    鍋、フライパン、ヘラなどを入手。これまでの古いものは処分
  • スマホケース
    出品がとても多い。自分の使っているスマホと同じであればラッキー。
  • サンバイザー、フェイスカバー
    暑い時期のため出品がチラホラ。
  • 洗顔料、美容液
    競争率が高い商品ですが、お客様へのおすすめに出ていたため入手出来ました。
  • 靴のインソール
    時々、Pitsoleの偽物が大量出品されているのを見ます。
    私が入手したのは別のものですが、地味に助かる商品

入手できなかった商品

  • Type-C のケーブル
    Type-Cのケーブルはたくさんあっても困りません。人気があるのですぐに無くなります。
  • MagSafe対応充電器
    ワイヤレスが出来るiPhoneのMagSafe対応充電器もすぐに無くなります。
  • バッグ関係
    バッグ関係も人気があるので、すぐに無くなります。または、あってもサイズ違い
  • タオルケット
    時期的にあっても良いなと思っていましたが、色を選んでいたら品切れ
  • ブックエンド
    あっても良かったなと思ったものの、競い負け

登録されている商品

追加商品の部分に商品登録されているものの、ずっと売れ残っているもの、よく見かける謎の商品です。

  • スマホケース、スマホの保護フィルム
    とにかく多い。自分のスマホと一致しないと全く意味がないため、大量に商品があります。iPhone4Sのように凄く古いものや、記事執筆時点で未発表のiPhone17を謳うものも。
  • テレビの互換リモコン
    メーカー、テレビの型番が合わないと使えないためたくさん出ています。
  • 海外のSIM、eSIM
    中国、韓国、ベトナム、フィリピン、マカオなど海外で使用できるSIM、eSIM。海外旅行に行かないと使えません。
  • バイクのエンジンのガスケット
    とてもニッチですし、一般の人はガスケット交換しません。
  • 各種ネジ
    時計ベルト、サングラス、眼鏡用などの専用ネジ。サングラス、メガネはメーカー・型番指定でニッチすぎます。
  • スマホの交換バッテリー
    iPhone 4など、とても古いスマホ用のもの。ニッチすぎる
  • 掃除機の互換紙パック
    メーカー、型番が合わないと使用できません。
  • プリンターの互換インク、互換トナー
    純正が出ていることはなく、互換インク、互換トナーばかり。型番が合わないと全く使用できない。あればラッキーだけど故障が怖い
  • チェーンソーの替刃
    ほとんどの人はチェーンソーを持っていません。純正品でないため事故のリスクが怖くて私は使えません。
  • スーツケースの交換用取っ手
    ニッチな分野、ニッチな商品です。
  • スマートウォッチのベルト、フィルム
    スマホと同様に多いですが、型番が一致しないと使用できません

Amazon Vine まとめ

これまでAmazon Vineについて記してきましたが、残念ながら登録されている商品の多くは使えないばかりのものですが、時々良いものが出てきます。そして、一瞬で無くなります。

なんだか、宝探しをしているような感じですね。

どのような基準で私がAmazon Vineプログラムに招待されたのか分かりませんが、しっかりとした中身でレビューを投稿し続けたいと思っています。

 

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