先月、STING(スティング)の来日公演に行きました。
それは、やはり期待通り素晴らしいコンサートでした。
次回の来日がいつになるか考えたとき、マイルを使った海外公演も頭をよぎります。
スティング(STING)とは?
スティングは、言わずと知れた、イングランド出身のミュージシャン、シンガーソングライター。
映画にもいくつか出演しており、俳優とも言えるかも知れません。
歌手になるまでは、小学校の先生だったことは有名ではないでしょうか。
私が初めて買ったSTINGのアルバムは、確か「Fields of Gold」だったと思います。
STING = シーガイアの個人的なイメージ
このアルバムが出たのは、スティングが宮崎シーガイアのTV CMに出ていた頃。
TVCMでは、シーガイアのために書いた曲「Take Me to the Sunshine」の他、このアルバムに収録されていた、When we danceが使われていました。
そのため、自分の中ではスティング = 宮崎シーガイアのイメージがとても強いです。
特に、When we danceはその思いが強い曲。
When we danceを聴くと、このシーガイアのCMを思い出します。
2016年に発表されたニューアルバム「ニューヨーク9番街57丁目」はとても良かったので、今回のコンサートを楽しみにしていました。
スティングは2011年にも来日しているものの、このときは都合で行けず。
最後に行ったのは、2005年の来日公演。実に12年ぶりの公演です。
ちなみに前回来日の時には、ライブに関係のない思わぬ場所で本人にお会いし、サインをもらったという、今思い出してもビックリ!な出来事がありました。
時間ピッタリに開演。前座で演奏しているのは?
今回の公演、開演は18時30分から。
海外アーティストの公演は遅れることが多いですが、時間ピッタリに開始。
と、いっても前座の演奏です。
暗闇からギターをかかえた人が出てきて、ニューアルバムの中から、Heading South On The Great North Roadを歌い始めます。
事前情報で、前座にはスティングの息子、ジョー・サムナーが出ることを知ってしました。
実の息子ということで、声も父親に似ていると評判です。
「あぁ、これがジョー・サムナーか。声だけじゃなく髪の毛の感じも似ているな」と、アリーナの中央近くから見ていました。
うーん、それにしてもよく似てると思いながらよく目をこらすと、本人です!!
前座なのに、本人が最初から出てる!
周りもあっけにとられて、通常のコンサートでは一般的な、本人登場による観客の歓声がないくらい(笑)
「前座があるだろうから」 と、ゆっくり会場に来た方にとっては残念なことだったかも知れません。
前座で本人が1曲歌うと姿を消し、その後は息子のジョー・サムナーと、THE LAST BANDOLEROSという4人組バンドによる演奏。
なお、THE LAST BANDOLEROSは、前座後のSTINGの本編の際にもバックバンドとして演奏しています。
前座の演奏は知らない曲ばかりでしたが、息子のジョーの声はやはり父のスティングに似ています。
しかも、この息子、日本語がやたら上手い。
海外アーティストの公演で、これだけ日本語をしゃべるの聞いたのはこれが初めて。
海外のアーティストでありがちなのは、「ありがとう」とか、「トーキョー」、「オーサカ」くらいでしょ。ジョー・サムナーの場合、会話が成立するくらいのレベル。
休憩後、改めて本人登場
18時半から始まった前座は19時10分頃に終わり。
武道館の中が明るくなり、休憩時間のアナウンス。
何だか間が空いてしまって残念な感じがしました。
19時半になり、(再び)本人が登場。ようやく本編です。
ちなみに、動画じゃなければスマホでの撮影OKでした。海外の公演は昔からOKでしたが、国内の公演でも撮影OKなアーティストが増えてきましたね。
私はアリーナB列の後方寄りだったので、頑張って望遠寄りで撮影してもこれくらいでしたが・・・。
私の斜め後方の席の方は、スマホに15cmくらいの望遠レンズ使って撮影していました。
あの望遠レンズだったら、バッチリ写ってそうです。
新旧織り交ぜた公演
最初はポリス時代のSynchronicity II から。
2曲目もポリス時代のSpirits in the Material World。
3曲目はEnglishman in NewYork、そしてニューアルバムのI Can’t Stop Thinking About Youと続きます。
この後も新旧織り交ぜた曲が続きますが、思ったのは、古い曲に混じって新しいアルバムの曲が入っても違和感がないこと。
あれ?これ、昔のだっけ?ニューアルバムのだっけ?というような感じ。
曲によっては、息子のジョー・サムナーとスティングが一緒に歌う場面も。
個人的に良かったのは、Desert roseのアレンジ。
前回行った2005のときよりも、今回のDesert roseの方が好き。
アンコールでの、Every breath you takeもやっぱりいいなぁ、としみじみ。
ここまで書いてみて、自分の文章力の無さにがっかりですが、まぁ、とにかく良いコンサートでした。
コンサートからの帰りに思ったこと
今回のコンサートで、スティングの声に衰えは感じず、高音もしっかりでていました。
演奏中は、ずっとベースを弾いており、体が引き締まっているのが遠目から分かるほど。
しかし、スティングは1951年生まれで、年齢だけ見れば現在65歳。
次回の日本公演は何年後?
5年後としたら70歳です。
その時もまだ元気だと思いますが、できれば今回からあまり間を空けずに再びスティングのコンサートに行ってみたい気分です。
海外に目を向ければ、公演はたくさん
今回のスティングの日本公演は、東京3回、大阪1回の合計4回でした。
しかし、世界規模で見てみると、世界各地で今年の年末までに約50回の公演が予定されています。
Google Mapで表示されている公演スケジュールは、ヨーロッパではタグが多すぎてどこか分からないくらい。
マイルを貯めれば、海外公演も夢じゃない(?)
外国での公演で最初のハードルは、やはり旅費。
島国の日本ですから、外国での公演に行くためには必然的に海外旅行となり、飛行機に乗る必要があります。
しかし、マイルがあれば、飛行機の部分はクリアです(空席確保の問題はあります)
今、私の手元には、家族全員が世界中好きなところに行くことができるマイルがあります。(ビジネスクラスは難しいですが)
そして、今回のスティング以外にもコンサートに行ってみたいアーティストが複数居ます。
なかなか日本に来てくれないアーティスト、あるいは元気なうちに可能な限り公演を見てみたいアーティストのコンサートにいつでも行けるよう、ざっくり20万マイルは手を付けずに取っておいて、これを超えた分で国内旅行を楽しもうと考えている次第です。
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