スマホやiPhone、ノートパソコンのモバイルバッテリー機能に加え、自動車のエンジンを始動できるBESTEKジャンプスターターのレビューです。
多機能モバイルバッテリー、BESTEK MRCS001-JP
飛行機やマイルとは関係ありませんが、最近購入したもので良いものがありますのでご紹介。
購入のきっかけとなったのは、数年ぶりにやってしまった、自動車のバッテリー上がり。
車のバッテリーには、高性能で知られるパナソニックのcaosを積んでおり、かつメーカー標準より大容量のタイプを選んでいました。
しかし、一晩中、車幅灯(ポジションランプ、スモールランプ)が点いた状態では持ちませんでした。
完全に放電。
caosを積むのと同時に、写真にあるカーバッテリー 寿命判定ユニット LifeWINKも付けましたが、「充電不足」のライトが点灯しています。
すぐに自動車保険経由でロードサービスを依頼し、30分ほどで到着。
間もなくエンジンはかかりました。
幸い、ロードサービスの業者が近くに居たため30分で着きましたが、郊外や山奥だった場合ではもっと時間がかかったでしょう。
そこで、調べたのが、携帯型のエンジン始動装置です。検討の結果、購入したのが今回のBESTEK(ベステック)の商品 MRCS001-JPでした。
購入金額は7,000円足らず。
BESTEK 多機能ジャンプスターター MRCS001-JPの概要
BESTEK(ベステック) 多機能ジャンプスターター MRCS001-JPの概要は以下の通りです。(取扱説明書より)
バッテリー容量 | 13,600mAh |
本体サイズ | 165 × 79 × 40mm (ケース:286 x 198 x 76mm) |
重量 | 約430g (ケースを含むと1.1kg) |
USB出力 | 5V / 2.1A |
フル充電 | 約4時間 |
充電電源 | シガーソケット、AC 100-240V |
出力電圧切替 | 12V / 16V / 19V |
起動電力 | 200A |
瞬間最大電流 | 400A |
使用温度 | -25℃ ~ 60℃ |
保存温度 | 0℃ ~ 45℃ |
LED定格電力 | 1W |
BESTEK 多機能車ジャンプスターター MRCS001-JPのパッケージ
BESTEK(ベステック) 多機能ジャンプスターター MRCS001-JPは、モバイルバッテリーだけでなく、各種ケーブルおよび、本体とケーブルを納めることができる、布製でグリーンのケースが付属します。
ケースのサイズは大きく、メーカー公表値で286 x 198 x 76mmです。
これは、iPad Air2よりも一回り大きいくらいです。
厚みは76mmですので、国語辞典くらいでしょうか。
ケースの中には、写真のように本体や充電器、ケーブルを入れることができます。
付属品の一覧は以下の通りです。
- BESTEK(ベステック) モバイルバッテリー本体
- 家庭用充電器
- シガーソケット車用充電器
- 携帯電話、スマートフォン、iPhone用USB端子
- パソコン充電用端子およびケーブル
- バッテリークリップ
- 取扱説明書(日本語)
BESTEK 多機能車ジャンプスターターの外観と端子類
BESTEK(ベステック)多機能ジャンプスターターの外観と、それぞれの端子は以下の写真の通りです。
端子類は、片方の長辺側面にまとめられています。
USB出力は、2.1A対応なので、iPadの充電もできます。
それどころか、12V/16V/19Vの出力を使えば、ノートPCのバッテリーにもなってしまいます。
車のバッテリー上がりに。ジャンプスターターの使い方
最初に、車のバッテリーが上がってしまった場合の、エンジン始動(ジャンプスターター)に関するご案内です。
エンジンを始動させるためには、大きなアンペア数の電流が必要です。
そのため、付属するジャンプスターター用のケーブルの太さは、付属のスマホやiPhoneの充電ケーブルと比べると、かなり太いものになります。
このBESTEKは、カタログ値では起動電流が200A、瞬間最大電流は400Aです。
ケーブルクリップは、プラスとマイナスが分かるよう、ケーブルとクリップが黒色と赤色に色分けされています。
先端の青色の端子を、本体のバッテリーに接続します。
本体の右端に、「ENGINE START」というロゴがあり、そこはゴムのような柔らかいフタになっています。
そのフタをめくると、青いプラスチックで囲まれた端子が出てきますので、ケーブルクリップを差し込みます。
この端子は、上下で形状が違いますので、誤って差し込むことができないようになっています。
本体とバッテリークリップ付きのケーブルが正しく接続できたら、次はバッテリー端子にクリップを挟みます。
クリップを思いっきり握ると、先端が30mm程度開きますので、通常のバッテリー端子の大きさであれば大丈夫でしょう。
なお、エンジンをかけることができる車は12Vかつ排気量3,000ccまでとなっています。
接続後、車のエンジンがかかったら、すぐにクリップを本体から外します。
その後、クリップをバッテリーから外します。
以下、参考のため、取扱説明書に記載されている注意事項を引用します。
(取扱説明書は、日本語が怪しい部分がありますが原文のままです)
- 車を長時間使用しない場合、バッテリー電量が少なくなり、バッテリークリップの指示ライトは赤ランプが点灯します。その時は、車のヘッドライトを開けて試してください。バッテリークリップの指示ライトが緑ランプに変わったら、エンジンをかけます。
- ジャンプスターターの出力電圧が車のバッテリーの電圧よりも低い場合、バッテリークリップは保護状態となり赤ランプが点灯し、ジャンプスタートできません。
- 本製品の起動テストをする際には車のバッテリーを外してヘッドライトを開けてから行ってください。しかし。スマートシステム付きの車はバッテリーを外さないようにしてください。車のデータが消えるなど、正常に起動できない恐れがあります。
- 操作を誤った(逆接続またはショートなど)場合、バッテリークリップは赤ランプが点滅しブザーが鳴る、保護状態になります。バッテリークリップを外して、最初からやり直してください。
- ジャンスタートを連続して行う場合は、一回毎に必ず十秒以上の時間を空けてください。製品に悪影響を与える可能性があります。
各種の保護回路などが準備されているのは、トラブル防止のために大変ありがたいと思います。
USBポートの使い方
次は、USBポートの使い方です。
BESTEK(ベステック)多機能ジャンプスターターには、携帯電話、スマートフォン、iPhone、iPad用の充電ケーブルが付属しています。
USB部分は1つですが、写真のように4つに分かれています。それぞれの端子は以下の通りです。
- Micro(マイクロ) B USB
- Mini(ミニ) B USB
- Apple Lightning(ライトニング) コネクタ
- Apple 30ピン Dockコネクタ
これ以外の端子、例えばガラケー(携帯電話)や、デジカメ、SONY PSP、Nintendo 3DS、各種タブレットなどの充電のためには、別途ケーブルが必要です。
Lightning端子は当然ながらAppleの認証品(Apple MFI認証品)ではありません。
しかし、iOSのバージョンにもよると思いますが、私の手元のiPhoneとiPad Airでは、エラー表示なく充電されました。2.1V出力対応なので、iPadも充電できます。
ただし、パソコンとiPhoneを繋いでの通信はNGでした。
確実にiPhone、iPadと充電させる場合、安全のためにはMFI認証品を受けたケーブルを準備しておくと良いでしょう。
Amazonベーシックから、Apple認証を受けたケーブルがリーズナブルに出ています。
アンドロイドのスマートフォンであれば、汎用のMicro USBでいけますが、iPhoneはケーブル1本でもなかなか面倒です。
パソコン充電用端子の使い方
BESTEK(ベステック)多機能ジャンプスターターには、ノートパソコンの充電のため、8種類の接続端子が付属しています。
残念ながら、それぞれの端子の詳しいメーカーは取扱説明書に載っていませんので、写真からご判断下さい。
しかし、Amazonの汎用アダプタなどのページを見ると、この8種類の端子があれば、ほとんどのノートパソコンに対応しているようです。
ノートパソコンへの出力電圧は、機能ボタンを押す事で、12V → 16V → 20Vに切り替えることができます。
出力電圧は、出力指示ランプで確認することが出来ます。
しかし、内部の構造がしっかりと仕切られていないためなのか、どの部分が光っているのかやや分かりづらいです。(1箇所が光ると、他の2箇所も光ってしまう)
実際にこの12V/16V/19V出力端子を使って、手元にあるLenovoのThinkPadをBESTEKと接続してみました。
なお、定格のACアダプタは、60W、20V、3.25Aです。
BESTEK側で20Vの出力が無いため19V出力にしましたが、接続の結果は特に問題なく、パソコン側で通電状態と認識しました。
どの程度の時間使えるのかは分かりませんが、どうしてもあと少しバッテリーを持たせたい!という時には、役に立つかもしれません。
LEDライト機能を使う
BESTEK(ベステック)多機能ジャンプスターターには、LEDライト(懐中電灯)機能があります。
しかし、その点灯方法は、取扱説明書に書かれていません。
私自身、どこにLEDライトのスイッチがあるのか分からず、点灯方法が分かりませんでした。
実際には、LEDライト専用のスイッチ・ボタンはありません。
LEDライトのオンオフは、「機能ボタンの長押し」で可能になります。
しかし、スマートフォンやiPhoneの充電は当然ながら、バッテリー上がりにも対応でき、懐中電灯として使えるこの機種、電源サイトではないキャンプには持って来いですね。
家庭用電源AC、シガーソケットでの充電
これまでご案内してきたように、非常に多機能なBESTEKのこの商品ですが、内部のバッテリーに充電しなくては何もできません。
充電のための充電器として、以下の2つが付属しています。
- シガーソケット車用充電器
- 家庭用 AC充電器
家庭用のAC充電器は、日本向けのコンセント形状となっています。
しかし、対応電圧は100~240V 50/60Hzと充電器に書かれていますので、コンセント形状さえ変換すれば、海外でも使用できます。
この2つの充電器を、本体の 15V/1A入力口に差し込むことで充電器できます。
充電中は、バッテリー残量表示ライトが点滅し、4つの表示ライトが全て点灯に変わったら、十で完了です。
BESTEK 多機能モバイルバッテリー まとめ
- トラブルから知り、購入した本製品。バッテリー上がりのため1つあると便利です。
- 価格は7,000円くらいですが、ロードサービスの事を考えるとリーズナブル。
- モバイルバッテリー以外にも、各種ケーブルとケースが付属してラクチン。
- 普段は、スマートフォンやiPhone、iPad、タブレット、3DS、PSP等の充電に使えます。
- LEDライト(懐中電灯)機能があるので、暗い場所でのエンジンスタートも可能に
- キャンプされる方にもおすすめです。
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