マイラーになってから、クレジットカードの枚数が増えました。
現在、どのようなクレジットカードを所有し、どのように利用しているのか、どなたかの参考になれば。
2023年5月更新
現在所有のクレジットカードと年会費の一覧
最初に、現在所有しているクレジットカードと、年会費の一覧は次の通りです。
家族会員としてカードを所有していないものは、「 – 」としています。
No | クレジットカード名称 | 年会費(税込) | |
本人 | 家族分 | ||
1 | Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス プレミアム・カード |
49,500円 | – |
2 | JALグローバルクラブ CLUB-Aカード | 11,000円 | 11,000円 |
3 |
楽天カード |
– | |
4 | ANA VISA スーパーフライヤーズ ゴールドカード | 16,500円 | 8,250円 |
5 |
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード) |
2,200円 | 2,200円 |
6 | ANA VISA nimocaカード | 1,650円 | – |
7 | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO (ANA TOKYUカード) |
1,650円 | – |
8 | PayPayカード | 0円 | – |
9 | エポスゴールドカード | 0円 | – |
10 | イオンゴールドカード | 0円 | 0円 |
11 | 0円 | – | |
12 | 三井住友カード ナンバーレス | 0円 | – |
82,500円 | 21,450円 | ||
家族計 | 103,950円 |
プリペイド式のクレジットカードは入れていません。
合計すると10万円を超えるまとまった年会費になりますが、家族旅行やブログ執筆、趣味としての必要経費だと思ってます
ゴルフが趣味の方なら年間10万円は軽く超えるでしょうし、実益を兼ねた趣味としてのマイラー活動を趣味とすれば、そんなものかなと。
家族全員で格安SIMの利用などで一般家庭よりもこの部分の固定費は下がっており、これらの減額分で、カード年会費の大部分を捻出できます。
それでは、それぞれのカードの概要です。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。
これは以前、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス(spg AMEX)と呼ばれていたクレジットカードの後継カードです。
![blank](https://ana-miler.net/wp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス(spg AMEX)の見た目は、次の画像のように赤色のカードでした。
2022年2月24日以降、このスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス(spg AMEX)はなくなり、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードに変更されました。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードには、通常版とプレミアムカードの2種類があり、年会費はspg amexの34,100円から、49,500円へと高くなりました。
現在所有しているクレジットカードの中では、最も年会費が高い1枚。
spg amexの家族会員カードの年会費は17,050円(税込)でした。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードの場合、家族カード1枚は無料になりましたので、家族カードを発行して普段使いしています。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはメインカードなので、公共料金、生命保険他、各種の支払いに普段使いしています。
カード利用で得られるポイントをマイルと交換した場合の還元率は、ANA・JALともに1.0~最大1.25%で、一般的なANAカード・JALカードを上回ります。
JALグローバルクラブ CLUB-Aカード
2019年、JALのグローバルクラブに入会するため、いわゆるJGC修行を行い、解脱しました。
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JGCの会員資格を継続するためには、JALカードの中でも一般カードよりもひとつ上の、CLUB-Aカードを作る必要があります。
CLUB-Aカードの上位カードとして、JALグローバルクラブ CLUB-Aゴールドカード、JALグローバルクラブプラチナカードがあります。
しかし私は、spg AMEXを持っていることと、JGCの会員を維持するためには生涯年会費を払う必要があるため、必要最低限のCLUB-Aにしました。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、JALカードよりもJALマイルを効率良く(最大 1.25%)貯めることが出来るため、JALマイルを貯めるためにMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを保有していても問題ありません。
JALグローバルクラブ CLUB-Aカードは、家族もJGC会員とするため、家族会員カードを発行しています。
このカードはメインカードではありませんが、使い勝手の良いJALビジネスきっぷの購入、JALショップでの購入で利用しています。また、家族カードを作っているため、家族の買い物はこのJALカードで済ませています。
もちろん入会はポイントサイト経由で、入会当時 9,000円相当のポイントを獲得。
ショッピングマイル・プレミアムには未加入のためマイル還元率は0.50%。
楽天プレミアムカード[解約] → 無料の楽天カードに
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスの発行のため入会。
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスの発行ができるクレジットカードとしては、最も年会費が安いためです。
プライオリティ・パスとは、世界中にある空港ラウンジを利用できる利用券のようなものです。見た目は真っ黒。
ブログでは記事を書いていないのですが、海外の空港でプライオリティパスを何度か利用しています。
2019年、JGCを取得したため、日本航空を含めた以下のワンワールドのラウンジ(世界650か所)も使えるようになりました。(ワンワールド系の飛行機に搭乗する場合に限る)
- 日本航空
- アメリカン航空
- ブリティッシュエアウェイズ
- キャセイパシフィック航空
- フィンエアー
- イベリア航空
- ラタム・エアラインズ
- マレーシア航空
- カンタス航空
- カタール航空
- ロイヤル・ヨルダン航空
- S7航空
- スリランカ航空
2021年にはANAのSFCを取得したため、さらにスターアライアンス系のラウンジも使えるため、次回の更新を迷っている1枚。
2018年12月末に、「楽天プレミアムカードの年会費3年無料キャンペーン」という、既存会員をバカにしたようなキャンペーンが実施されたことも、退会を考える理由のひとつです(笑)
ポイント還元率は通常1.0%。楽天グループでの利用の場合、5.0%。
ただし基本的には配送の理由からAmazonでの買い物が多いので、楽天グループでの利用5.0%は個人的にはあまり重要ではありません。
※2020年8月追記
2020年8月、年会費がかかる前に、楽天プレミアムカードは解約しました。
コロナの影響もあり、プライオリティ・パスを使う機会を得るのが難しいと思うためです。
そのため、現時点で楽天プレミアムカードはなく、年会費無料の楽天カードにしています。
お買い物マラソンの時は、楽天カードで支払うことが多いです。
※2022年2月追記
2021年末に、2枚目の楽天カードを作成し、そのカードを利用すると5,000円分のポイントがもらえるキャンペーンがあったので作成しました。
ANAカード
現時点では、ANAカードは一般カード 4種類を所有しています。
ANA VISAワイドゴールド → ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード
4枚目のANAカード。
Web明細、マイペイすリボなどの利用で、最初の表よりも年会費は下げられます。
コロナの影響でANAマイルを使う機会が減り、2021年中に11万マイルが失効する見込みでした。
また、ソラチカルートで貯めたマイルが、毎月 18,000マイル失効してしまうことに。
この他、これまでに貯まっていたANA SKYコインも、80,000円分ほど2021年内に失効する見込みでした。
2021年はプレミアムポイント2倍キャンペーンが行われたこともあり、sfc修行しました。
貯めたマイルを、ANAVSKYコインに交換しての修行です。
ソラチカカード、ANA VISA nimocaカードなどの一般カードでは、マイルを最大 1.5倍でANA SKYコインに交換できます。
しかし、このANA VISAワイドゴールドであれば最大1.6倍なので、少し交換率が高くなります。
SFC修行終了後は、そのままANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードに移行しました。
ANA・JALどちらの飛行機に乗っても良いよう、JALグローバルクラブ CLUB-Aカードと、ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードの両方が財布に入っています。
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード)
ANAマイラーには必須(だった)ANAカード、ANA To Me CARD PASMO JCB
(ソラチカカード)です。
ANAの陸マイラーを目指してから、最初に作ったANAカード。
入会当時は、ポイントサイトにソラチカカードの案件はなく、A8のセルフバックで1,800円還元された程度。
これまでこのカードを使って、メトロポイントからANAマイルへの移行を、60万マイル以上行っています。
妻もソラチカカードの本会員のため、家族カードは発行していません。
格安SIMなどの引き落としカードとして利用したり、PASMOのオートチャージ機能があるため、普段使いしているカードです。オートチャージは便利で、一度使うと手放せません。
JCBのリボ払い「スマリボ」に登録すると年会費が割引になるのは知っています。
しかし、支払元金額が5,000円と決まっている割と怖いリボ払いであることと、支払いが月額5,000円を超えているので使っていません。
2019年12月27日で、他ポイントからメトロポイントへの交換が出来なくなったのが残念ですが、オートチャージもあるので、カードはしばらく継続します。
また、何かのポイントから、メトロポイントへの交換ができる日を夢見ながら。
マイル自動コース(5マイルコース)のため、ANAマイル還元率は0.50%。
ANA VISA nimocaカード
ソラチカルートが一部閉鎖になることが分かってから作ったカード。
いわゆる、nimocaルートですが、ANAマイルに交換するための交換機が九州と函館にしかないので、まだ使ったことはありません。
Web明細の利用により、年会費は550円(税込)の割引になります。
マイ・ペイすリボを使えば、さらに年会費を安くできます。
ANAカードのため、カード更新で1,000マイルもらえます。
移行手数料無料の5マイルコースのため、ANAマイル還元率は0.50%
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO(ANA TOKYUカード)
今後のANAマイラーのメインカードになると思われるカード。
ソラチカ、nimoca、そしてANA東急カードで、JCB・VISA・Masterの3大ブランドが、ANAカードだけで揃います。
ソラチカカードと同様、オートチャージ対応のPASMOがあるので、普段使いもできそうです。
TOKYUポイント加盟店が多い東急沿線にお住まいの方ならなおさら。
Web明細の利用により、年会費から550円(税込)割引されます。
移行手数料無料の5マイルコースのため、ANAマイル還元率は0.50%
PayPayカード (旧 Yahoo! JAPANカード)
PayPayの還元率を高める目的として、2018年に作ったYahoo!JAPANカード(PayPayカード)。
カード入会は当然ポイントサイト経由で、約8,000円相当のポイントを獲得。
しかし2020年2月から、そのPayPayチャージへのポイント付与が廃止されることになったため、個人的にはメリットが無くなってしまった1枚。
子供の習い事の月謝引き落とし対応カードがVISA・Masterだけなので、引き落とし先として利用しています。
無料なので解約はしないまでも、メリットが小さくなったため、今後の運用見直しの候補に入っています。
還元率はTポイントにて、1.0%
エポスゴールドカード
エポスカードは、年会費無料のカードとしては、海外旅行傷害保険が充実しているため入会したカード。入会当時、ポイントサイトで9,000円相当のポイントがもらえ、エポス側でも2,000円のポイントがもらえた良いタイミングでした。
エポスカードには家族カードが無いため、家族も正会員として入っています。
カード所有1年以上で年間50万円以上使うと、年会費無料のままエポスゴールドカードへの招待状が送られてくる可能性が高いと言われています。
私の場合、家族がエポスゴールドカードを持っており、その家族に招待してもらうことでエポスゴールドカードを所有しています。(エポスファミリーゴールド制度)
エポスゴールドカードは全国の空港ラウンジも利用できるため、年会費無料としては大変優れたクレジットカードだと思います。
実店舗での割引を目にすることがあり「持っていて良かった」と思うカードです。
カード発行までの時間もとても短いです。
還元率はエポスポイントにて0.50%。
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、イオングループが発行するクレジットカードです。
イオンゴールドカードは、直年年間カードショッピング100万円以上の方に発行すると、オフィシャルウェブサイトに書いてあります。
しかし、私はその条件をクリアしていませんが、所有しています。
ダイエーの株主に、ゴールドへの招待が
なぜイオンゴールドカードを所有しているかというと、ダイエーの株主だったからです。
株主といっても、ダイエーでの買い物が割引になる株主優待目的で持っていただけなので、最低単元しかもっておらず、現金換算しても1万円程度でした。
ダイエーがイオンに買収された後、ダイエーの元株主宛てにイオンゴールドカードの招待状が送られてきたため、そのタイミングでイオンゴールドカードを所有しています。
先の条件から見ると、1万円でゴールドカードに招待されたのですから、ありがたいものです。
ダイエーがイオンに買収された頃のカードデザインには、中央付近にdaieiと書いてあります。
その後のカード更新により、daieiの文字は消え、普通と同じイオンゴールドカードになっています。
空港ラウンジが使えるが、全国6空港のみ
空港ラウンジも使えますが、その対象は羽田、成田、新千歳、伊丹、福岡、那覇の6空港に制限されています。2019年3月までは羽田空港のみが対象だったため、これでも増えています。
同じ年会費無料のエポスゴールドカードは、全国19空港が対象と3倍以上。
マイラーとしては、年会費無料のゴールドカードとしては、エポスゴールドカードを薦めます。
イオンラウンジ?
イオンゴールドカードを持っていると、全国のイオンの店舗に設けられている「イオンラウンジ」を無料で利用できます。
イオンラウンジは1度だけ使ったことがありますが、その後は使っていません。
イオンラウンジでは、イオンのプライベートブランド「トップバリュー」の飲み物やお菓子がもらえますが、いつも混んでいることと、そもそもトップバリューの食べ物は、どれも美味しくないと思うから。
セブン関係のセブンプレミアムは美味しいものが多いのに。
最近は、イオンに行く時さえも、カードを忘れている次第です。
万が一不正利用などにあっても被害が少なくなるよう、ショッピング枠は5万円まで減らして、キャッシング枠はゼロにしています。
カード利用による還元率は、ときめきポイントにて0.50%。
西友ウォルマートカード → 解約
ポイントサイト経由で、7,200マイル相当に交換できるポイントがもらえるときに作りました。
普段の買い物3%オフ、毎月第1・第3土曜日は、5%オフなので、西友関係のお店が近くにある方には良いカードだと思います。
ただし、マイルを積極的に貯めるカードではありません。普段の現金出費をいかに減らすか、3%引きはなくてもマイルを貯めるかの考え方の違い。
ただし私の場合、西友以外のスーパーを良く使うようになり、そのスーパーでspg AMEX支払いしているため、ほとんど出番がなくなってしまい、2021年末に解約しました。。
2022年3月末で、このカード自体が終了することになりましたが、切り替え後のカードはセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードです。しかも、年会費無料。
サービス終了に伴う切替先カードがゴールドカードかつ年会費無料というのは珍しいですね。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードが年会費無料ならあっても良かったなと思う事もありますが、やっぱり使わない死蔵カードになっていたことでしょう。
三井住友カード ナンバーレス
年会費無料のカードですが、ハピタス経由で入会することで、11,000円分のポイントがもらえました。
もう終わってしまいましたが、Vポイントアプリへのチャージ20%増量キャンペーンが強烈でした。
iDでの支払で使っていますが、普段、Suicaを使っていると、iD支払いの認識の遅さに割とイライラします(笑)
クレジットカードまとめ
当ブログの記事にあるように、以前はダイナースやアメックスグリーン、アメックスプラチナなどを所有していたときもありますが、最近はシンプルになってきています。(それでも10枚以上あります)
現在のメインカードは、陸マイラーに人気だったspg AMEXの後継である「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」。
年会費は高いですが、それに見合ったメリットがあると思います。
JALの上級会員制度JGCに加えて、2021年にはANAの上級会員制度SFCを取得し、ANA VISAワイドゴールド分の年会費が増えることになりました。
三井住友カード ナンバーレスは、年会費無料であるにも関わらず、ポイントサイトの案件が良いものが出ているので入会。Vポイントに関するキャンペーンも良かったです。
様々な旅行系カードを網羅していますので、今欲しいものは特に思いつきませんが、可能性があるとすると、海外キャッシングの利用で知られるセディナカードでしょうか。
しかし、Sony Bank WALLETのVISAデビットがあるので、これまでの海外での支払額を考えると、それほど深く考えることでもないのかと。
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