2023年に年会費約5万円のMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードでカード利用年間400万円を超えて、プラチナエリートになりました。
2024年もカード利用が400万円を超えたため、2025年もプラチナエリートが継続することになりました。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードとは?
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードは、年会費49,500円(税込)のクレジットカードです。
年会費無料のクレジットカードが数多くある中、年会費49,500円(税込)とは非常に高額です。しかし、旅行好きな人にとっては、この年会費を上回るメリットがあります。
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マリオットの会員制度
世界最大のホテルチェーンの会員制度、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)には、次のような会員ランクがあります。
右側の泊とあるのは、それぞれの会員ランクになるまでの宿泊数です。例えば、シルバーエリートになるためには、年間10泊すればOKです。
Marriott Bonvoy Amex プレミアムカード所有でゴールドエリートに
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードを所有すると、ゴールドエリートになれます。本来は、マリオット系ホテルに年間25泊が必要なステータスです。
細かい話は省略しますが、マリオットの会員制度で特典を感じられるのはゴールドエリートからです。
カード利用400万円でプラチナエリートに
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードで、年間400万円以上の利用があると、プラチナエリートに資格が得られます。本来は、マリオット系ホテルに年間50泊が必要なステータスです。
2024年もカード利用400万円を超えた
2023年、Marriott Bonvoy Amex プレミアムカードの利用額が400万円を超えました。
そして2024年もカード利用400万円を超えました。
マイラーやポイントサイトに興味がある方は年収高めの人が多いと思います。年収800万円だと手取りで600万円を超えるため、年間400万円のカード利用も見えてきます。
この他では出張経費などの仮払いが多い方や、せどり、転売などで仕入れのための購入が多い方でしょうか。
今年もカード利用400万円を超えた理由として、思いつくものは以下のような理由があります。
- 水道、光熱費、スマホなど各種公共料金は当然、全てカード払い
- 各種税金をMarriott Bonvoy Amex プレミアムカードで支払った
- ふるさと納税で利用
- 車検の年だった。
- トルコン太郎でATFオイルを圧送交換した。
- 車検で夏タイヤを指摘されたので、コンフォートタイヤに履き替え
- 雪道をほとんど走らないのに、年数が経っていたのでスタッドレスを購入
- 海外、日本の歌手のコンサートへ計4回
- プロ野球観戦、1万円超の席で7回くらい
- オーダースーツ新調
- 繁忙期の沖縄、北海道旅行で長期にレンタカーを借りた
- Amazonにチャージ
Amexのウェブサイトから2024年の利用履歴をエクセル形式でダウンロードしてざっと調べたところ、カードでの支払い回数は800回超。1日3回近く支払っていることになります。
1回の支払いで最も金額が多かったのは、Amazonのアカウントにチャージしたもの。昨年も20万円チャージしていますが、年末前に使い切っていたため、今年はもう少し多めにチャージしました。
今までふるさと納税は楽天で行ってきましたが、最近Amazonが参入してきました。Amazonではポイントが付かない代わりに、楽天との事務手数料の差によって、同じ返礼品でも支払額が少ないようですので、2025年はAmazonでふるさと納税するかも知れません。
家電製品は、ここ4~5年内に買い替えたものばかりなので、2024年の購入はありませんでした。
支払いは年間800回超だが、10万円を超えたのは2回だけ
カード支払い800回超のうち、1回で10万円を超えたのはAmazonチャージの他は固定資産税の支払いの2つだけで、あとは10万円未満です。
2024年は自動車関係のメンテナンスにお金がかかりました。
ただし車関係の費用はあくまで安全や寿命を延ばすために使っているだけで、車には土日くらいしか乗らず、車にはあまり興味はありません。
400万円の車を買うと、保険を含めた維持費や経年による評価減で、年間50万円以上は必要になるでしょう。
しかし、400万円の株や投資信託を買えば、税抜きでも年間10万円以上のプラスになるでしょうから、こちらを重視したスタンスです。
プラチナエリートの特典・メリット
プラチナエリートになると、ゴールドエリートと比べて、以下のような特典があります。
(ゴールドエリートでも得られる、インターネット無料などは除外)
- ウェルカムギフト(無料朝食、ポイント、アメニティ)
- 一部スイートを含む、アップグレード
- ラウンジへのアクセス
- 最長16時までのレイトチェックアウト
- ポイントボーナス 50%
それでは、それぞれの内容について簡潔にお伝えします。
ウェルカムギフト(無料朝食、ポイント、アメニティ)
宿泊時にウェルカムギフトとして、無料朝食、ポイント、アメニティの中から選べます。
ほとんどの人が朝食を選ぶのではないかと思います。
ただし、リッツカールトンなど朝食無料が対象にならないホテルもあります。積水ハウスが全国に建てている、フェアフィールド バイ マリオットには、そもそもレストランが無いので朝食自体がありません。
2024年に宿泊したホテルで最も印象に残った朝食は、ザ・大阪ステーションホテル(オートグラフコレクション)です。
このフルーツの写真だけでも、その雰囲気が分かるのではないかと。
朝食の正規料金は1人 9,000円。プラチナエリートだと2人まで朝食無料なので、18,000円相当です。
調べてみると2024年のマリオット系ホテルの宿泊は25泊でした。
この25泊には、そもそもホテル内にレストランが無いコートヤード バイ マリオットや、朝食無料の対象とならない東山ニセコビレッジ リッツカールトンリザーブへの宿泊が含まれるので、無料朝食の対象となるのは19泊でした。
無料朝食の対象は2名なので、ざっくり計算すると15万円相当の朝食代が無料になったことになります。
一部スイートを含む、アップグレード
ゴールドエリートでも部屋のアップグレードがありますが、スイートへのアップグレードはありません。
プラチナエリートの場合、スイートを含むアップグレードの対象になります。
以前、プラチナエリートの時にマリオット軽井沢に宿泊しました。その際はメインウィングに2室しかない、ジュニアスイートにアップグレードされました。
ジュニアスイートは71m2あり、広すぎて広さを持て余していました。
積水ハウスが全国に建てている、フェアフィールド バイ マリオットは全て同じ部屋の広さで、スイートルームも無いので関係ありません。
2024年、部屋のアップグレードは何度かありましたが、繁忙期の宿泊が多かったためにスイートまでのアップグレードはありませんでした。
ラウンジへのアクセス
ラウンジがあるホテルの場合、プラチナエリートになるとラウンジにアクセスできるようになります。
ラウンジの有無はホテルによって異なり、必ず設置されているものではありません。
ラウンジがあるホテル
2024年の利用では、ルネッサンスリゾートオキナワ、コートヤードマリオット白馬、マリオット都ホテル大阪にラウンジがあったため利用しました。コートヤードバイマリオット白馬はクラブラウンジではなく、セルフバーラウンジと名称のシンプルなものです。
マリオット都ホテル大阪では、朝食もラウンジです。
ラウンジが無いが、プラチナエリートの特典があるホテル
軽井沢マリオットにはクラブラウンジがありませんが、ラウンジスペースで飲食できました。
富士マリオット山中湖にはラウンジがありませんが、代わりにアルコールを含む飲み物が頂けました。その際はワインを選んだのですが、小さな瓶かと思っていたら普通サイズのものだったので驚きました。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートにはクラブラウンジが無い代わりに、プラチナエリートだと夕方のカクテルタイムを利用できます。
ただこのシェラトン沖縄のカクテルタイム、2024年のはじめに利用したときと、2024年の年末に利用した時では、サービスがかなり下がっていました。
具体的には、2024年のはじめの頃は、ケーキなどのデザート類や、デトックスウォーターが複数種類ありました。
しかし、2024年の年末利用の時、甘いものはカントリーマームで、つまむものはポップコーンやタコスチップス程度になっていました。
私はお酒を飲まないので、飲んでもコーヒー程度。
そのため、「ラウンジはあればラッキー」くらいのものです。
最長16時までのレイトチェックアウト
ゴールドエリートでは、最長14時までのレイトチェックアウトですが、プラチナエリートの場合は16時まで延長されます。
通常、チェックインは15時からなので、16時までということは、最長25時間滞在できることになります。ゆったりしたい場合には良いですね。
家族でのホテル宿泊は繁忙期の利用が多いため、なかなかレイトチェックアウト16時までというのは難しいケースが多いのですが、平日泊だった場合は16時チェックアウトとなり、とてもゆっくりできました。
400万円達成から、プラチナエリート付与までのタイミング
カード利用400万円達成後、最初にプラチナエリート付与に関するメッセージが現れたのは、マリオットのスマホアプリでした。400万円達成後、2~3日後だったと思います。
その後、同じ内容のメールが、Bonvoyに登録しているメールアドレス宛に届きました。
メールの本文には「Marriott Bonvoyアカウントへ約1ヶ月以内に反映されます。」とありました。
2024年はプラチナエリートの効果を実感できた
2024年はプラチナエリートだったことで、約15万円分の朝食が無料になりました。
部屋のアップグレードは細かく計算していませんが、年間トータルだと10万円は軽く超えているでしょう。アップグレードには高層階へのアップグレードとしているホテルが複数あります。
個人的に嬉しいのは、軽井沢マリオットホテルで、ノースウィングにアップグレードされる場合です。ノースウィングだと部屋に露天風呂があり、ゆっくり出来るためです。
しかしながら最近の私のモットーは「足るを知る」なので、普通に泊まって良い時間を過ごせれば良し。
プラチナの効果でアップグレード、ラウンジ利用できたらラッキーくらいの考えです。
今お金を使うか、将来に送るかが悩みどころ
昨年に立てた目標では新NISAの年間上限枠と確定拠出年金の全額を埋めることにしていましたが、目標達成しました。
来年、2025年も投資面では同じ目標にしています。
2025年もマリオット Bonvoyのプラチナエリートであることが確定しているものの、家族が受験の年になるので、2024年ほど宿泊しないでしょう。
旅行が減るとレンタカーを借りたり外食の機会も減るので、来年のカード利用400万円は難しいと思っています。
子供と過ごせて健康で自由に動くことができる今、お金を使うのか、それとも将来のためにお金を送るのか(投資するのか)が悩みです。
年齢を重ねて、旅行に行けない状態でお金が残っても仕方ありません。
しかしながら、年齢を重ねて働くのが難しくなった時まで働くつもりもありません。このバランスが難しいところです。
2024年は、投資をしている人にとってはとても良い年でした。
今年は「 r>g 」や、今年亡くなられた山崎元さんが書籍の中で書かれていた、「世の中は、リスクを取る人が、リスクを取りたくない人から、利益をどんどん吸い上げるようにできている」ということを強烈に感じた年でした。
昔は欲しいものがたくさんあったような気がするのですが、今は自分で驚くほど物欲がありません。時計も車も、興味がありません。服はユニクロ、下手するとワークマンでもで十分です。
ただし仕事の服は良い物がベターなので、最近のスーツはオーダーです。
今、「10,000円で欲しいものは?」と聞かれても何も思いつきません。
10万円でも同じです。
同じ10,000円を使うのであれば、家族で外食したり、甥っ子や姪っ子に何かプレゼントした方が遥かに喜ばれるので、そちらの方がお金を使った喜びとして大きいです。
ただしお金を使うにしても、単なる消費に使うお金はもったいないと感じるので、時間貸しの駐車場選択などは未だにシビアです。
まとまりの無い文章となりましたが、どなたかの参考になれば幸いです。
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