部屋で邪魔にならない、5.1ch対応のホームシアターを検討してみた

5.1chホームシアター計画

自宅のテレビ環境改善のため、5.1ch対応のホームシアターの導入を検討してみました。

しかし、5.1ch実現のためにはスピーカーを部屋の各所に配置しなければならず、普段は邪魔になってしまいます。

そこで、部屋で邪魔にならないホームシアターを調べました。

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自宅の5.1ch化計画

普段、NETFLIXやAmazon Prime VIDEOを見ることが増えています。

見ることが多いのは映画。
しかし、引越しでリビングが広くなってから、どうもテレビの音が聞き取りにくい。

最近のテレビは昔のようなブラウン菅と違い、ベゼル(枠)が細いためスピーカーを正面には取り付けられず、テレビの背面や下向きに付いています。

そして、スピーカーから出た音は壁に反射して聴こえていることになります。
最近のテレビは、 正面にスピーカーが無いため、聞き取りにくいとも言えます。

そこで、テレビの聞き取りやすさ改善と映画の臨場感アップのため、5.1chのホームシアターを考えてみました。

実は、10年前にそのような5.1chのホームシアターセットを持っていたものの、子供が生まれ、スピーカーが邪魔で危ないということで撤去。
そのまま物置に放置されています。

しかし、既にそのホームシアターセットの規格も古くなり、リアスピーカースタンドも引越しの際に捨ててしまっていますので、再利用は考えませんでした。

そもそも、5.1chって?

普通のテレビ放送は、右スピーカー、左スピーカーの2チャンネル・ステレオ放送です。

この2つのチャンネルの中央にセンタースピーカーを追加。
そして左後方と右後方にそれぞれスピーカーを追加すると、合計で5チャンネルになります。

スピーカーを後方にも採用することで、音が自分の周りを取り囲むような音場を実現できます。(サラウンド)

この5チャンネルに、さらに低音域を出す、ウーファーを追加します。ウーファーは、1チャンネルではなく、.1チャンネルとカウントするので、合計で5.1チャンネルです。

5.1chのソース(音源)は?

普通のテレビ番組は普通、2chのステレオ放送なので、5.1chの音源データは
入っていません。

5.1ch放送されるのは、映画や音楽番組です。

この他、DVDやブルーレイ、PS4やNintendo wii U、switchも5.1chに対応しています。

7.1ch、9.1chもあるけれど

5本のスピーカー+ウーファーの5.1chに対して、側面に2本のスピーカーを追加した7.1ch、7.1chにさらに2本のスピーカーを追加する、9.1chというシステムもあります。

しかし、7.1ch以上はそもそもの音源がかなり限られますし、スピーカーの設置のため、部屋にも広さと遮音性が求められますので、趣味の世界です。
(最も、5.1chも趣味の世界ですが)

5.1ch採用へのハードルは「リアスピーカー」

5.1ch計画実現のためには、物理的に5本のスピーカーを部屋の中に配置する必要があります。正面の3本はテレビの近くに置けるから良いとして、問題はリアスピーカーの2本。

ソファの後ろは、人が通る配置なので邪魔です。

家族にリアスピーカーを置いても良いか?と聞いてみても、やはり即時却下!

まず、リアスピーカーはスタンドが邪魔です。床に置く訳にもいきません。

壁の中に配線を通すのも大変。そもそも、壁の中にスピーカースタンドの下地もありません。

ワイヤレスのリアスピーカーを探してみたところSONYに「HT-RT5」という商品がありました。価格は安いお店で7万円くらい。
ワイヤレスなのは音声の信号のみで、やはり電源は必要です。

電池駆動の完全ワイヤレススピーカーは見つかりませんでした。
仮にあったとしても、すぐにバッテリーが無くなりそうです。

音源がデジタルでも、最後の出力となるスピーカーは必ずアナログ。
音声信号と電源をワイヤレス化する場合、スピーカー内にアンプを入れる必要があり、なかなか難しそうです。

低音用のウーファーも、何気に邪魔

リアスピーカーと併せて何気に邪魔なのが、低音を出すための「ウーファー」
ホームシアター入門用の5.1chスピーカーは、場所を取らないよう小型になっています。

小型にすると低音が出ないのでウーファーが必要なのですが、これが意外と大きい。ソファの後ろにウーファーを置こうかと思っていましたが、置けそうにない機種が沢山ありました。




サウンドバー(シアターバー)で解決?

スピーカーの物理的な配置問題で悩んでいると、サウンドバー(シアターバー)を知りました。

これは、一般的に、センタースピーカーとフロントの左右のスピーカーを、ひとつの棒状にまとめたものです。

機種によっては、低音域を補強するための、ウーファーが別になっています。

価格.comでのサウンドバーおよび、ホームシアタースピーカーでの人気ランキング上位機種の概要を、メーカー順に並べると次のようになります。

メーカー 機種 最安値 発売年 CH数 ウーファー
Bose Solo 5 TV sound system 27,700円 2016 2
SoundTouch 300 soundbar 80,800円 2017 2
YAMAHA YAS-106 19,500円 2016 5.1 内蔵
YAS-107 28,000円 2017 5.1 内蔵
YAS-207 43,000円 2017 5.1 内蔵
YSP-1600 45,000円 2015 5.1 内蔵
SRT-1500 48,000円 2015 5.1 内蔵
YSP-2700 100,000円 2016 5.1 外付
YSP-5600 140,000円 2015 7.1.2 内蔵
SONY HT-MT300 26,600円 2017 2.1 外付
HT-CT380 29,000円 2015 2.1 外付
HT-CT790 43,000円 2016 2.1 外付
HT-MT500 59,500円 2017 2.1 外付
HT-NT5 65,000円 2016 2.1 外付
HT-ST9 114,000円 2015 7.1 外付
Panasonic SC-HTB175 19,500円 2016 2.1 内蔵
SC-HTB488 29,000円 2017 2.1 外付
JBL CINEMA SB350 43,000円 2014 2.1 外付
CINEMA SB450 58,000円 2017 2.1 外付

このように、サウンドバーの多くが2.1ch ですが、YAMAHAのみ全商品が5.1ch対応になっています。必然的にヤマハの商品が気になります。

YAMAHAでは、これらの商品を「デジタル・サウンド・プロジェクター」と名付けています。

なお、YAMAHAのYASシリーズは5.1ch対応であるものの、再生方式が上位のYSPシリーズとは異なっています。

スピーカーはフロントにしかないのに、なぜ5.1ch?

サウンドバーは、正面にしかスピーカーがないのに、なぜ5.1なのでしょうか?

それはYAMAHAの技術によるものでした。

ヤマハのYSPシリーズは、サウンドバーにスピーカーを連続して並べ、そのスピーカーから出る音のタイミングを微妙にずらすことで、音に指向性(ビーム)を持たせるというものです。

このビームにより、部屋の壁に音を反射させ、リアスピーカーを兼ねるというものでした。

デジタル・サウンド・プロジェクター技術(YSP)YAMAHA ホームシアターシステムカタログより

工事現場や運動会など、大きな音が鳴っている近くでは、建物に反射した音が工事現場などの場所ではない方向から聞こえてくることがあります。

YAMAHAのYSPシリーズは、壁に音を反射させることによって、リアスピーカーを実現しているのです。(最上位機種のYSP-5600では、天井に音を反射させて上下方向の音も実現)

早速、家電量販店で聴いてみる

ヤマハのYSPシリーズに興味が出てきて、家電量販店で聴いてみました。

ヨドバシ、ビックカメラ、ヤマダ電機など、大型家電量販店だと、大抵置いてあります。

しかし!結論から言うと、実店舗での試聴は性能が分かりませんでした。
なぜなら、
・空間が広くて、音が反射する壁がない
・店内がうるさくて、検討機種の音が良くわからない

からです。

とくに、店内が広くて壁がない条件は、音を反射させる必要があるYSPシリーズにとって、ビーム機能が発揮できません。

実店舗で聴いても分からないので、エイッ!という感じで、勢いで買うしかなさそうです。

YSP-1600にするか、SRT-1500にするか

ヤマハのYASシリーズも5.1ch対応ですが、ビーム機能を使うような5.1ch機能がないので選択肢から除外。

また、ウーファーが別になっているものは、そのサイズを調べてみると、うちには大き過ぎるのてこちらも除外。

なお、結論から書いてしまうと、外付けのウーファーがなくても、自分の視聴環境では十分すぎるほどでした。

本体内蔵のウーファーでも、ボリュームを最大にすると近所迷惑になるくらいの低音が出ます。

買ってみて、「しまった!」と思った時のダメージを自分なりの許容範囲として、上限を5万円としました。

すると機種はテレビの前に置くタイプのYSP-1600と、

テレビの下に置くSRT-1500に絞られました。

この2機種は、ヤマハの中では兄弟機種で、ビームスピーカーの数はどちらも8個。
機能も同等だとしています。

実際、ヤマハのQ&Aには、このように書いてあります。

SRT-1500はテレビの下に設置できるステージ式、YSP-1600はテレビの前に設置できるスリムなワンバー式です。
それ以外機能面での大きな違いはございません

機能面での「大きな違い」はありませんと書かれており、実際、BluetoothやWi-Fi、Radiko対応などはその通りです。

YSP-1600と、SRT-1500 のちがい

本体の仕様を詳しく比べると、SRT-1500にはYSP-1600にはない、次のものがあります。

ウーファー
4×10センチのフロントスピーカー(左右)

どちらの機種にも、85mmのサブウーファーがありますが、SRT-1500にはさらにウーファー(バスレフ共振ダクト)も付いています。

SRT-1500のスピーカー群

YAMAHA ホームシアターシステムカタログより

また、SRT-1500にはフロントスピーカーもあります。

これは、本体サイズが大きく違うことから、SRT-1500にはスピーカーなどの設置スペースを設けられるからでしょう。

テレビの下に敷くという納まり上、あまり本体サイズを小さくすると、テレビを載せられないという理由もあります。

本体の体積で比べると、SRT-1500はYSP-1600の2.6倍あります。
重量も、SRT-1500はYSP-1600の2倍近くあります。

最近のテレビは大型化しており、それに伴ってテレビ台からテレビ枠下端までの距離が近くなっています。
これは、テレビの大型化に加えてテレビスタンドが大きすぎると、視線が高くなってしまうためです。

今後もテレビの大型化が進むと思いますが、YSP-1600のようにテレビの手前に置くタイプでは、テレビの状態を示すLED表示が見えにくくなったり、テレビリモコンの受光部が隠れて操作できなくなる恐れがあります。

(この対策として、YSP-1600にはテレビリモコンの信号を正面で受けて背面に流す、テレビリモコンリピーター機能が付いています)

YAMAHA SRT-1500の購入を決意!

いろいろ迷った挙句、ヤマハのSRT-1500を買うことにしました。

陸マイラーとは全然関係のない話ですが、つづく。

YAMAHA SRT-1500(デジタル・サウンド・プロジェクター) 導入・設定編
テレビの視聴環境を良くするために購入を決めた、YAMAHA(ヤマハ)のSRT-1500。 サラウンドシステムの5.1対応のスピーカーです。...
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