ポイントサイトファンくる (fancrew)のポイントをANAマイルに交換する方法、ポイントの貯め方、サイトの特徴、メリット、デメリットなどをANAマイラー向けにまとめました。
ファンくるの概要
ファンくるは、当サイトで紹介している他のポイントサイトとはその内容が異なります。
他のポイントサイトは、インターネット通販やクレジットカードなどの入会に、そのポイントサイトを経由することでポイントを貯められます。
しかし、ファンくるは違います。
ファンくるでは、お店を選んで抽選に選ばれた後、店舗で食事したり、コンビニ・スーパーなどを買い物をして、そのレシートを写真に撮って送り、同時にアンケートに答えることで謝礼としてポイントがもらえます。
ポイントサイトによっては、ファンくるの機能をOEMのように利用しているところが少なくありません。
ファンくる の運営会社、会員数について
サイト名称 | ファンくる(fancrew) |
運営会社 | (株)ROI(アールオーアイ) |
本社 | 東京都新宿区下宮比町3-2 飯田橋スクエアビル 2階 |
資本金 | 5,503万円 |
主要株主 | 役員・従業員 西武しんきんキャピタル(株) |
株式公開 | 非上場 |
設立 | 2004年8月26日 |
従業員数 | 85人 |
会員数 | 120万人 |
ファンくるの運営会社は、株式会社ROI(アールオーアイ)で、会員数は120万人です。
オフィシャルサイトによると、社員は85名で、毎年増えている感じです。
(株)ROIでは、「ぐるリザ」という時間帯別グルメクーポンサイトも運営しています。
主要株主となっている西武しんきんキャピタル(株)は、西武信用金庫の100%出資子会社で、ベンチャー企業や中堅中小企業に投資を行っている会社です。
ファンくるポイント単価と有効期限について
ポイント単位 | 1 Rポイント |
1Rポイント 価値 |
0.1円(10ポイント = 1円) |
ポイント 有効期間 |
各Rポイントを取得した日から、180日間 |
Rポイントは、1ポイント = 0.1円のため、一見ポイントが貯まっているように思っても、実際の日本円換算の価値はその10分の1ですので、注意が必要です。
ポイントの有効期限は、ポイント取得日から180日間(約六ヶ月間)です。
ポイントの有効期限が比較的短いため、ポイントを取得したら、忘れないうちに他のポイントに交換すると良いでしょう。
ちなみに私はファンくるで、過去に1,000円相当のポイントを失効させたことがあります。。。早めのポイント交換が吉です。
ファンくるから、ANAマイルへの交換方法
RポイントをANAマイルに直接交換することはできません。
ANAマイラーがファンくるのポイントをANAマイルに変えるためには、ドットマネーまたは、PeXに交換する必要があります。
この理由から、ANAマイラーがファンくるを利用するためには、ドットマネー、Gポイントまたは、PeXにも入会する必要があります。
陸マイラーはポイントを有効利用するため、3つとも無料会員登録しておくのがベストです。
交換率75%のTOKYUルートで交換する場合
交換率75%のTOKYUルートを利用する場合、以下の手順で交換します。
- Rポイントを、ドットマネーに交換
- ドットマネーを、TOKYUポイントに交換
- 最後に、TOKYUポイントを「TOKYU ANAカード (ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード)」でANAマイルに交換
このルートの場合、ファンくるのポイントは75%の交換率でANAマイルになります。
つまり、10,000円分のファンくるポイントがあった場合、7,500 ANAマイルになるということです。
交換率70%のnimocaルートで交換する場合
交換率70%のnimocaルートを利用する場合、以下の手順で交換します。
- Rポイントを、Gポイント又はPeXに交換
- Gポイント又はPeXを、nimocaポイントに交換
- 最後に、nimocaポイントを「ANA nimocaカード」でANAマイルに交換
このルートの場合、ファンくるのポイントは70%の交換率でANAマイルになります。
つまり、10,000円分のファンくるポイントがあった場合、7,000 ANAマイルになるということです。
ANAマイルまで
TOKYUルート |
|
ANAマイルまで
nimocaルート |
|
最小交換単位 | 5,000 Rポイント(500円相当) |
交換単位 | 10 Rポイント単位 |
交換レート | 10 Rポイント:1 ドットマネー【等価】 10 Rポイント:1 Gポイント【等価】 10 Rポイント:10 PeXポイント【等価】 |
交換期間 | リアルタイム(即時) |
交換手数料 | 無料 |
交換限度額 | 1回当たり、100,000 Rポイント(1万円相当) |
交換レートは等価で、交換手数料がゼロのため、他のポイントに交換する際のロスがありません。
交換はリアルタイムで行われますので、交換に要する期間も気にする必要がなく、非常に使い勝手が良いと言えます。
ファンくる の特徴、メリット、ANAマイラー向け使い方
ファンくるのANAマイラー向けの特徴は、モニター案件が多数あり、その還元率が高いことです。
モニターで貯める。還元率100%の案件も
ファンくるには、実際の店舗で飲食したり、サービスを受けた場合にポイントバックが得られるモニター制度が多々あります。
自宅や会社の近くにモニター対象の店舗があればラッキー。
モニターに当選した場合、その店舗を利用し、レシートを撮影してアンケートと共に提出することで、Rポイントの形で還元されます。
スマートフォンサイトでも、モニターの検索・投稿などができ、非常に使い勝手も良いです。
購入金額・支払い金額に対する謝礼の割合は、30~50%が多く、100%のものもあります。
つまり、支払った金額に対して、100%のポイントがもらえるということです。
一般的に、マイルが貯められるクレジットカードは、支払い金額の1%程度。
ポイントサイト経由で買い物や予約をしても、数パーセントの還元ですから、この高還元は、モニター案件ならではといえます。
常時 SSL (https)に対応し、セキュリティも安心
ポイントサイトの多くは、ログイン時のみSSLという暗号化をしていますが、それ以外のページは暗号化されていません。
しかし、ファンくるは、常時SSLに対応。
ウェブサイトのアドレスを見ると、httpsと、s が入っているのが分かります。
常時SSLになっていることで、なりすましや盗聴が防止され、FreeのWi-Fiスポットなどでの安全性も確保されます。
今後は、ポイントサイトに関わらず、常時SSL化が一般化していくと思いますが、比較的早い対応で、ユーザーへの安心感が高く、メリットのひとつといえます。
毎月1日は、新しい案件のチェックを
ファンくるでは、毎月1日に新しい案件が追加されます。
月の途中でも案件は追加されるものの、毎月1日の件数と比べると少ないです。
高還元や条件の良いものはすぐに埋まってしまいます。早いもの勝ちですので、要チェックです。
ファンくる でモニター案件が埋まっていてもあきらめない
ファンくるで、モニターの案件が埋まっていてもあきらめてはいけません。
なぜなら、このモニターのシステムを他のポイントサイトでも利用しており、そちらは空いている場合があるからです。
例えば、ちょびリッチやポイントタウンでも、同様のモニターシステムを利用していますので、ファンくると同様に、他のポイントサイトをチェックしてみましょう。
ファンくるの新規会員登録に必要なもの
ファンくるの登録のためには、以下の項目が必要となります。
- メールアドレス
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号
- 携帯電話番号
メールアドレスは、携帯電話のものでも使えます。
フリーメールアドレスはセキュリティーにより使用できない場合があります。
最初にメールアドレスを入力する画面が出ますので、メールアドレスを正しく入力すると、仮メールがそのアドレス宛に届きます。
その後、メールに示されたURLから手続きを進めます。
なお、Facebook、Twitter、Yahoo! Japan ID、google+ ID、mixi IDでも新規会員登録ができます。
登録の最後には、携帯電話宛にショートメール(SMS)による認証を採用しています。
お金と同様のポイントを扱うため、入会時の本人確認を確実にして、安全性を高めています。
ファンくる ANA陸マイラー向けまとめ
- fancrew(ファンくる)はモニター案件が多数。
- モニター案件は、還元率が高く、100%還元の案件も。
- fancrew(ファンくる)のポイントは、ドットマネー、Gポイント、PeXに交換する。
- 交換後のポイントから、何度か交換を繰り返して、最終的にANAマイルへ
- 毎月1日は、新しい案件のチェックを