年会費約5万円のMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードは、カード所有だけで、マリオットのゴールド会員になれます。
年間のカード利用額が400万円を超えると、ステータスが1つ上がり、プラチナエリートになります。
今回、年間400万円の支払を行ってプラチナエリートになった為、そのメリットと取得までの時間をお伝えします。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードとは?
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードは、年会費49,500円(税込)のクレジットカードです。
年会費無料のクレジットカードが数多くある中、年会費49,500円(税込)とは非常に高額です。しかし、旅行好きな人にとっては、この年会費を上回るメリットがあります。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレスに関する詳細はこちら
マリオットの会員制度
世界最大のホテルチェーン、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)には、次のような会員ランクがあります。
右側の泊とあるのは、それぞれの会員ランクになるまでの宿泊数です。例えば、シルバーエリートになるためには、年間10泊すればOKです。
Marriott Bonvoy Amex プレミアムカード所有でゴールドエリートに
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードを所有すると、ゴールドエリートになれます。本来は、マリオット系ホテルに年間25泊が必要なステータスです。
細かい話は省略しますが、マリオットの会員制度で、特典を感じられるのはゴールドエリートからです。
カード利用400万円でプラチナエリートに
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードで、年間400万円以上の利用があると、プラチナエリートに資格が得られます。本来は、マリオット系ホテルに年間50泊が必要なステータスです。
2023年、カード利用400万円を超えた
2023年、Marriott Bonvoy Amex プレミアムカードの利用額が400万円を超えました。
年初にはカード利用が400万円を超えるとは思っていなかったのですが、11月頃に「あれ、年間400万円超えそう」ということになり、12月前にカード利用400万円を超えました。
年収600万円の方の場合、税金と社会保険料を除いた手取りは466万円ほど。
住宅ローンの支払や賃貸の家賃の支払には通常クレジットカードが使えないので、400万円の支払ハードルは高いです。
マイラーやポイントサイトに興味がある方は年収高めの人が多いと思います。年収800万円だと手取りで600万円を超えるため、年間400万円のカード利用も見えてきます。
今年、カード利用400万円を超えたのは、以下のような理由があります。
- 各種公共料金は当然ながら、全てカード払い
- 各種税金を(手数料がかかっても)Marriott Bonvoy Amex プレミアムカードで支払った
- ふるさと納税でカードを利用した
- 物価の高い国に海外旅行した
- オーダー家具を発注した
- 外国人アーティストが、2024年1月から続々来日のため、チケット代が増えた
- ガスコンロが壊れて交換した
この項目の中で、最も1つの支払が高かったのはオーダー家具。しかし、高いだけあって部屋にピッタリ納まっています。
当初はこの家具代は銀行振り込みの予定でしたがカード払いできる事を知り、支払い方法を変えてもらいました。この金額がなければ、400万円の支払は無理でした。
ガスコンロは修理を依頼したものの年数が経っていた為に部品が無く、交換しました。
長く使うものかつ、年齢は増える一方なので安全面を考慮し、リンナイの最上級機種を選択。しかし、現時点では機能の20%くらいしか使っていないかも知れません。
今年は久しぶりに海外旅行に行きました。物価の高い国を周り、日本で言われる物価高なんて本当に可愛いものだと思いました。サンドイッチと500mlのペットボトル買うと、1,800円くらい。マクドナルドでセットを買っても、同じくらいでした。
ちなみに、年間利用額400万円を超えた頃のカード利用限度額は1,500万円でした。
これだけの額のカード限度額まで、私は使うことがありません。
プラチナエリートの特典・メリット
プラチナエリートになると、ゴールドエリートと比べて、以下のような特典があります。
(ゴールドエリートでも得られる、インターネット無料などは除外)
- ウェルカムギフト(無料朝食、ポイント、アメニティ)
- 一部スイートを含む、アップグレード
- ラウンジへのアクセス
- 最長16時までのレイトチェックアウト
- 年間チョイス特典
- ポイントボーナス 50%
それでは、それぞれの内容について簡潔にお伝えします。
ウェルカムギフト(無料朝食、ポイント、アメニティ)
宿泊時にウェルカムギフトとして、無料朝食、ポイント、アメニティの中から選べます。
ほとんどの人が朝食を選ぶのではないかと思います。
ただし、リッツカールトンなど朝食無料が対象にならないホテルもあります。積水ハウスが全国に建てている、フェアフィールド バイ マリオットには、そもそもレストランが無いので当然ながら朝食はありません。
一部スイートを含む、アップグレード
ゴールドエリートでも部屋のアップグレードがありますが、スイートへのアップグレードはありません。
プラチナエリートの場合、スイートを含むアップグレードの対象になります。
以前、プラチナエリートの時にマリオット軽井沢に宿泊しました。その際はメインウィングに2室しかない、ジュニアスイートにアップグレードされました。
ジュニアスイートは71m2あり、広すぎて広さを持て余していました。
積水ハウスが全国に建てている、フェアフィールド バイ マリオットは全て同じ部屋の広さで、スイートルームも無いので関係ありません。
ラウンジへのアクセス
ラウンジがあるホテルの場合、プラチナエリートになるとラウンジにアクセスできるようになります。
ラウンジの有無はホテルによって異なり、必ず設置されているものではありません。
リッツカールトン東京では、最上階にクラブラウンジがありますが、プラチナエリートでは利用できず、クラブラウンジでの宿泊を予約しなければなりません。
最長16時までのレイトチェックアウト
ゴールドエリートでは、最長14時までのレイトチェックアウトですが、プラチナエリートの場合は16時まで延長されます。
通常、チェックインは15時からなので、16時までということは、最長25時間滞在できることになります。ゆったりしたい場合には良いですね。
年間チョイス特典
プラチナエリートになると、以下の特典から1つを選ぶことができます。
- 5泊分のスイートナイトアワード
- 家族や友人へシルバーエリート会員資格ギフト
- ホテルのベッド40%割引
- 5泊分のエリートナイトクレジット(宿泊実績)
- チャリティへの寄付100ドル
スイートナイトアワードとは、プラミアルームあるいはスイートにアップグレードできる特典です。ホテルの空き状況によって変わります。
なお、2024年の早期から、「ナイトリ―アップグレードアワード」に名称変更されると発表されています。また、このアップグレードの対象に、ザ・リッツ・カールトン、エディションが追加されることも発表されています。
家族や友人へのシルバーエリート会員資格のプレゼントですが、シルバーエリートの特典はそれほど大きなものは無いと思います。
ホテルのベッド40%ですが、ホテルによってはとても寝心地が良いベッドのことがありますので、気に入れば購入するときに安く買えますね。ホテルによってブランドは異なります。
5泊分のエリートナイトクレジットは、宿泊実績のことです。
75泊するとチタンエリートになれますが、チタンを目指すのであれば5泊分、到達が早くなります。
私は12月になってからのプラチナエリート達成で、5泊の宿泊実績をもらっても75泊の達成は難しいです。
5泊分のエリートナイトクレジットは、プラチナエリートの条件をクリアした年の実績としてカウントされるためです。つまり、2023年にプラチナエリートになった場合、5泊分のエリートナイトクレジットを2024年に持ち越すことは出来ません。
チャリティへの寄付は、その名の通りです。
この中で、多くの方が選ぶのは、1.の5泊分のスイートナイトアワードと、4.の5泊分のエリートナイトクレジット(宿泊実績)ではないかと思います。
400万円達成から、プラチナエリート付与までのタイミング
カード利用400万円達成後、最初にプラチナエリート付与に関するメッセージが現れたのは、マリオットのスマホアプリでした。
その後、同じ内容のメールが、Bonvoyに登録しているメールアドレス宛に届きました。
メールの本文には「Marriott Bonvoyアカウントへ約1ヶ月以内に反映されます。」とありました。
年末・年始にマリオット系ホテルへの宿泊が決まっていたので、その時に使えれば良いなと思っていた次第です。
結果としては、アプリ・メールでの条件達成から一週間足らずで、プラチナエリート資格が付与されました。
思ったよりも早いプラチナエリートの付与でした。
2024年はプラチナエリートの効果を実感できるか
現時点で2024年の夏休みを含めて、マリオット系ホテルに12泊の予約をしています。これらのうち1泊は、アップグレードや朝食、スイートルームが無いフェアフィールドマリオットなのでプラチナの効果はありません。
現時点の12泊の予約の他に無料宿泊特典も2泊分あるので、これを使わなくてはいけません。(うち1泊分はカード更新時に付与)
しかしながら最近の私のモットーは「足るを知る」なので、普通に泊まって良い時間を過ごせれば良し。
プラチナの効果でアップグレード、ラウンジ利用できたらラッキーくらいの考えです。
2024年からは新NISAが始まります。
新NISAの年間上限枠と確定拠出年金の全額を埋めることを2024年の目標としているので、その間にマリオット系ホテルの宿泊や旅行を楽しむイメージです。
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