YAMAHA SRT-1500(デジタル・サウンド・プロジェクター) レビュー

5.1chホームシアター計画 PC関連

テレビの視聴環境を良くするために購入を決めた、YAMAHA(ヤマハ)のSRT-1500。
サラウンドシステムの5.1対応のスピーカーです。

導入からしばらく経ち、(ようやく?)レビューをまとめてみます。

YAMAHA SRT-1500の選定、設定までの経緯

テレビの視聴環境を良くするために購入を決めた、YAMAHA(ヤマハ)のSRT-1500。

リアスピーカーを置けない条件の中では、良い選択肢だったと思います。

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商品到着後は、設定を行いました。

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SRT-1500があることを意識しない、操作性

SRT-1500は、HDMIケーブル1本で、テレビと接続されています。

SRT-1500のHDMI出力端子は、テレビ側のARC対応 HDMI入力端子と繋ぐ

テレビにあるARC対応のHDMI入力端子にSRT-1500をHDMIケーブルで接続することで、テレビのオン・オフと連動して、SRT-1500の電源もオン・オフになります。

私が使っているテレビの場合、テレビのスイッチを入れて、2~3秒遅れてSRT-1500から音声が出ていますが、この遅れは実用上特に問題と感じていません。

この自動連動によって、SRT-1500があることを意識しないで使っています。
その存在を忘れてしまうくらい。

 

テレビから出てくる、全ての音声が高品質に

我が家のテレビでは、地上波は当然のこと、衛星放送、ブルーレイ、Amazon fire TV経由のNetflix、Amazon TV、YouTubeを見ています。
この他、Switch、PlayStation4、Playstation5も。

以前は、WiiUも繋いでいましたが、SwitchとPlaystationの購入により、その座を奪われました。

 

SRT-1500があると、これらの音声全てが高品質になります。

試しにSRT-1500をオフにしてテレビからの音声のみにすると、「あれ、こんな音だっけ?」と思ってしまうほど、明らかに違います。

テレビ関係の音声が、1グレード、2グレード上がる感じです。

 

5.1chの音声は?

普通の地上波の番組は、5.1ch放送されていないので効果は分かりません。

しかし、Netflixや衛星放送の映画は5.1ch放送されているものがあるため、それらを見るとサラウンド効果が体験できます。

SRT-1500は、壁面に音を反射させて擬似的にリアスピーカーを実現する方式です。
デジタル・サウンド・プロジェクター技術(YSP)

そのため、本当にリアスピーカーを配置する方式と比べるとサラウンド効果は落ちると思いますが、普通のステレオ音声と比べると、明らかに違います。

 

テレビゲームでは、WiiUのスプラトゥーンや、Switchのスプラトゥーン2で、サラウンド効果が楽しめて面白いです。「あっ、こんな音が出ているんだ」みたいに。

スプラトゥーン(2含む)のナワバリバトルの場合、敵が横に居るのか、後ろにいるのか、サラウンドでも分かるようになっていて面白いですよ。

 

テレビは要らないが、BGMが欲しい場合にも

「テレビは映したくないが、BGMが欲しい」ときにも、SRT-1500が使えます。

SRT-1500は、テレビと必ずしも連動させる必要はなく、単独で動かすことができるためです。

その時の音源としては、スマートフォンをBluetooth(ブルートゥース)で接続すると便利です。

また、SRT-1500のアプリでradikoが聞けます。
この他、YAMAHAのアプリでSpotifyとDEEZERというサービスも利用できますが、日本ではあまり使われていないサービスです。

国内で利用者が多いアマゾンプライムで利用できるAmazon Musicに対応してくれると良いのですが、YAMAHAのアプリ単独では使えないのが残念です。今後のバージョンアップに期待します。
(スマートフォンにAmazon Musicアプリを入れて、Bluetooth接続すれば、聴くことができます。)

 

Bluetoothの「送信」が出来るため、無線イヤホン・ヘッドフォンが使える

スマートフォンやiPhoneで広く使われている無線の規格「Bluetooth」ですが、テレビ本体でこのBluetoothが付いていることは多く無いと思います。

SRT-1500では、Bluetoothを使ってスマートフォンやiPhoneに入っている音楽を無線で飛ばして聞くことができます。つまり、SRT-1500から見ると「受信」です。

 

さらに、SRT-1500では、Bluetoothの「送信」ができます。
これは、SRT-1500に入っている入力ソース全てが対象なので、地デジ・BSは当然ながら、Amazon Fire TVや、Apple TV、NETFLIX、Nintendo SwitchやWiiU、SONYのPS4などの音声もBluetoothで「送信」できます。地味に便利な機能なんです。

この機能を使うと、SRT-1500の音声をゼロにしても、Bluetooth対応のイヤホン・ヘッドフォンを使って音声が聞けるので、周りに迷惑をかけることがありません。

深夜に、周りや寝ている家族を気にすることなく、映画などに集中したいときに良いのではないでしょうか。

この機能を使えば、「ゲームをしている音がうるさい!」と母親から怒られているお子様やお父さんも、遠慮なくゲームができます(笑)

 

SRT-1500、評判・レビューまとめ

  • テレビとの自動連動によって、SRT-1500の存在を意識することなく使えます。
  • テレビから出てくる全ての音質がグレードアップします。
  • リアスピーカーはありませんが、5.1chの音声が体験できます。
  • リアスピーカーが置けない部屋の配置にも便利です。
  • サラウンドをONにしてスプラトゥーンをやると、音が立体的にになって面白いです。
  • Bluetoothの「送信」機能を使えば、テレビの音声を無線タイプのイヤホン・ヘッドフォンで聞くことができます。
  • 全体として、生活の質を少し上げることができるのではないでしょうか。

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