MediaPad T2 7.0 ProでYahoo!カーナビを使ってみた。これは、イイ!

MediaPad T2 7.0 Proをカーナビとして使ってみた PC関連

先日、ひかりTVショッピングで買ったHuawei MediaPad T2 7.0 Pro SIMフリーモデルに、Yahoo!カーナビをインストールして使ってみました。

GPSが届かないトンネル内での案内を含め、どのように感じたのかの感想です。

Huawei MediaPad T2 7.0 Pro

先日、ひかりTVショッピングで買った、Huawei MediaPad T2 7.0 Pro。

MediaPad T2 7.0 Pro SIMフリーモデルを実質17,455円で買って、約1,240ANAマイル獲得
キャンペーン中のひかりTVショッピングにて、MediaPad T2 7.0 Pro SIMフリーモデルを買いました。 ポイント還元で実質17,455円相当で済...

クリスマス前で輸送業界が忙しい時期ですが、発注後すぐに届きました。
安く購入できて良かったです。
今回は、モッピー経由で買い、1,045円分の予定ポイントが口座に加算されています。
後は実際にポイント加算されたら、こちらはマイルに交換して、940ANAマイルになります。

 

なお、現在ではひかりTVショッピングのキャンペーンは終わっています。
発売当初は売れ切ればかりでしたが、現在、Amazonでは普通に売っています。

 

電子書籍端末としての使い勝手は?

今回購入の主な目的は、Kindleなどの電子書籍を読むためですが、使い勝手は良いです。

軽くて薄いので持ちやすく、323 ppiという高解像度で文字も綺麗です。

普通のKindleと違って、カラー表示ですから、dマガジンのような雑誌を読むときも便利です。ただし、文庫ではなく雑誌サイズだと、画面の大きいiPadの方が良いかもしれません。

 

カーナビ用途として使う前の準備

MediaPad T2 7.0 Proは、当初からカーナビとして使うことも考えていました。

MediaPad T2 7.0 ProにはSIMが入るので、格安SIMでも入れておけばオンラインのカーナビが使えます。

以前、iPadにオフラインでも使えるMapfanを入れていました。

最近調べてみたらこのMapfan、大幅リニューアルしてから大不評のようです。

Googleマップでも良いですが、専用リモコンも販売されており、細かいところで日本向けに開発が進んでいるYahoo!カーナビでの運用です。

SoftBank SELECTION ナビうま ハンドルリモコン for Yahoo!カーナビ リモコン ブラック 【正規代理店品】 SB-CN01-YICC

 

車への設置に、CDスロット取付型の商品を利用

MediaPad T2 7.0 Proを車に設置するため、何らかのホルダーが必要です。

タブレットの車載用ホルダーは吸盤型が多いです。
今回はタブレットを車の中央部分に取り付けたいと思って調べていたら、CDスロット取付型ホルダーが見つかりましたので、これにしました。

レビューが他の商品と比べて圧倒的に多いので、利用者も多いのでしょう。

Unique Spirit 車載ホルダーipad cdスロット タブレット スマホスタンド

 

とりあえず、SIMが無いのでテザリングで

Yahoo!カーナビはオンラインアプリですので、タブレット側にインターネットに繋がる通信環境が無いと地図が表示されません。

現状ではMediaPad T2 7.0 Pro用のSIMを契約していないため、このままではYahoo!地図を使えないことになります。

 

そこで、手元のスマートフォンをテザリングして、MediaPad T2 7.0 Proに通信環境を持たせます。

テザリングとは、iPhoneやアンドロイドなどのスマートフォンをWi-Fiルーター(親機)として設定し、今回のようなタブレットのWi-Fi対応機器(子機)をインターネットに繋ぐ方法です。

毎回テザリング設定の手間はかかるものの、タブレット用に専用SIMを手配する必要がありません。

 

なお、Yahoo!カーナビでは、一度表示した地図をキャッシュ(一時保存)しておくことで、2回目以降の通信量を減らす機能があります。

この機能について、Yahoo!カーナビの設定から、キャッシュを最大容量の500MBにしておきました。

 

カーナビのサイズとして、7インチがちょうどいい

以前、iPad Airをカーナビ代わりとして使ったことがありますが、9.7インチは大きすぎます。

しかし、iPhone6sやiPhone7sの4.7インチ画面は、スマートフォンのサイズとしては良いものの、カーナビとしては小さいです。

据え置き型カーナビで、2DINサイズの売れ筋はいずれも7型ですから、MediaPad T2 7.0 Proの7インチというのは、大きすぎず小さすぎずの適切なサイズだと思います。

 

据え付け(インダッシュ)カーナビより圧倒的に高い解像度

パッとMediaPad T2 7.0 ProによるYahoo!カーナビの地図を見て思うのが、高い解像度です。

解像度とは、画面の精細さを示す数字で、この数字が大きいほど小さな文字や細い線まで表示することができ、情報量が増えます。

では、2016年12月下旬時点で、価格.comの据え付け型カーナビ売れ筋ランキングの画面サイズと解像度をみてみましょう。

順位 商品名 最安値 サイズ 解像度 画素数
MediaPad T2 7.0 Pro 22,353円 7型 1980×1200 237万
1 Panasonic CN-RE03D 54,710円 7型 800×480 38万
2 Panasonic CN-RE03WD 54,232円 7型 800×480 38万
3 Pioneer AVIC-RZ900 70,797円 7型 800×480 38万
4 Panasonic CN-G1000VD 42,570円 7型 800×480 38万
5 Panasonic CN-G500D 23,500円 5型 800×480 38万
6 Panasonic CN-F1D 116,800円 9型 800×480 38万
7 ALPINE EX11V-VE-B 179,860円 11型 1280×720 92万
8 ALPINE EX9V-HA 165,493円 9型 1280×720 92万
9 Panasonic CN-GP755VD 31,266円 7型 800×480 38万
10 KENWOOD MDV-L503 48,080円 7型 800×480 38万

こうして見てみると、ランキング上位はパナソニックの機種ばかりですね。

現在、据え付け型カーナビ(インダッシュカーナビ)の解像度の主流は、ご覧のように38万画素程度のものです。
私が20年前に使っていたノートパソコンでさえ、800×600ピクセルでしたが、それにも至らない解像度です。

Panasonicのものは、800×480ピクセルばかり。任天堂 WiiU Game Padの解像度と全く同じです。
MediaPad T2 7.0 Pro(フルHD)と比べると、たった6分の1の解像度しかありません。

 

「大画面」とPRしている9型のCN-F1Dも、解像度の上では、他の機種と何も変わっていません。ドットを引き延ばしているだけ。

解像度を変えると、カーナビのアイコンや文字、システムそのものの変更を余儀なくされるので、開発費と時間の面から厳しいのでしょうか。

 

ALPINEのみ、1280×720の解像度になっていますが、MediaPad T2 7.0 ProのフルHDにはまだまだかないません。

フルHDというと、家庭用のテレビと変わりません。家庭用のテレビを、ぎゅーっと7インチまで小さくしたと考えると、情報量が多いのがお分かり頂けるかも知れません。

 

MediaPad T2 7.0 Proでの地図表示例

MediaPad T2 7.0 ProでYahoo!カーナビを表示して、このブログの記事部分の最大横幅(680pixcel)に切り取った画像は、以下の通りです。
場所は、線路がたくさんある品川駅の北側。

Yahoo!カーナビでの表示例

車に、据え付け型のカーナビがある方は、この品川駅北側の部分を表示してみると分かりますが、こんなに細かく線路が表示されていません。
解像度的に難しく、線が重なってしまうからです。
(最も、カーナビである以上、ここまで細かい線路の地図は要らないのですが(笑))

この画像はサイズを切り取ってあるため、実際の画面は幅方向に3倍近くあります。
この細かな解像度により、細い道路や建物の形を表示しても、十分に見ることができます。

画像の左側にある住宅の形も、細かく表示されているのがお分かり頂けるでしょう。

 

据え付け(従来型 インダッシュ)カーナビのメリットって何だろう?

ここで、スマートフォンやタブレットのカーナビアプリに攻められている、据え付け型カーナビのメリットを考えてみます。

綺麗に設置できる

やはり、据え付け型(インダッシュ型)は、車に綺麗に設置できるというのが良いでしょう。
タブレットによるカーナビだとホルダーを使っての設置になります。

また、目的地に到着したとき、タブレットによるカーナビでは盗難対策のために、毎回取り外す必要があります。

地デジを見ることができる

据え置き型だと、地デジを見ることもできます。
国内産のタブレットだと、地デジが見れるものもありますが、今回のMediaPad T2 7.0 Proのような海外産のものだと見れません。

車速センサーなどにより、精度が高い

据え付け型(従来型)のカーナビは、GPSの他に、車体から車の速度などの情報を取り出して、精度を高めています。

しかし、後から書くように、Yahoo!カーナビでもタブレットにある加速度センサーを併用することでかなり高い精度になっています。

 

最近の車には、ODB(On-board diagnostics)あるいは、進化版のODB IIコネクタという端子があります。
もともとは車の自己診断を行う端子ですが、車速はもちろんのこと、エンジンの回転数、水温計、電圧、燃費情報などの細かな情報を取りだすことができます。

現在でも、このOBD IIに端末を取り付け、WifiやBluetooth(無線)を使って車の状態を表示するスマートフォンのアプリがあります。

【ieGeek】OBD2 スキャンツール WiFi版 車専用診断機/診断インターフェースのスキャナ

 

バックカメラとの連携ができる

据え置き型(従来型)カーナビは、バックカメラとの連携がラクです。
車をバックに入れると、自動的にバックカメラの画面に切り替わります。

しかし、Wifiなどの無線を使って、ワイヤレスでバックカメラの映像がスマートフォンなどで見られるアプリも出ています。

こちらも、Yahoo!カーナビなどのアプリ側で対応すれば、バックカメラとの連携も出来てしまいそうです。

据え付け型カーナビの今後

ここまで書いてきて、最近のカーナビアプリの進化を見ても、今後の据え付け型カーナビの将来は暗い印象です。

かなり行き詰っているのか、ALPINEのカーナビは、
「カーナビ初となる カーアロマ・コントロール機能として、付属アロマのオン/オフや噴霧時間をナビ上から設定できる」
という機能を付けていますが、どうも斜め上の発想である感じがします。

 

解像度の面では、開発にかかる費用の問題から、据え付け型カーナビがフルHDなどにすぐ対応することは無いでしょう。
仮に高解像度版の開発を行ったとしても、その期間中に、さらにカーナビアプリが進化しているように思います。

人材面でも、見通しが暗い据え付け型カーナビの開発者が、Yahoo!やGoogleのカーナビ部門に転職することも十分考えられます。
実際、後者の方が待遇は良いでしょう。

Yahoo!やGoogleとしてもそのような人材を欲しがっており、Yahoo!のキャリア採用のページでも、位置情報系サービスのエンジニアとして開発者を募集しています(2016年12月現在)。

 

据え置き型カーナビの開発会社は、真面目にYahoo!カーナビ専用端末のように、独自開発から方向転換し、SIMの提供を含めた月額課金モデルに変えた方が良いのではないかと思ってしまいます。

Yahoo!カーナビの使い勝手と精度

話がずれてしまい、ここまでで5,000文字を超えてしまいました。
子供の頃、400文字の原稿用紙を埋めるのに苦労したのは何だったのでしょうか。

さて、本題です。

 

地上でのカーナビの精度

タブレットやスマートフォンによるカーナビアプリの自車位置の精度は、その端末のGPS性能に左右されると思います。

MediaPad T2 7.0 Proを使ったYahoo!カーナビでは、普通に走っていて自車位置が大きく間違っているということはありませんでした。

問題のない程度のGPSセンサー精度があるようです。

 

目的地検索と、地図の情報

目的地検索では、住所の手入力、音声入力が使えます。
電話番号で検索すれば、電話番号からも調べることができます。

オンライン地図のため、当然ながら地図は最新。
新しい道路でもすぐに更新され、DVDナビやHDD、SSDナビのようにデータの更新料も要りません。

 

渋滞・規制情報もリアルタイム

据え置き型のカーナビでは、FMの電波に入っているVISCデータを使って渋滞・規制情報を入手しています。

Yahoo!カーナビでは、Yahoo!IDでログインすると、インターネットから渋滞・規制情報を入手して表示されています。

オービス(自動速度違反取締装置)に対応!

Yahoo!カーナビの説明ページでは、

スピード注意箇所が分かる

ルート案内中に速度が出やすい区間に近づくと「この先、スピードにご注意ください」という音声でお知らせします。
また、画面上の「SLOW」アイコンでも、注意箇所の確認が可能です。

と書いてありますが、実はこれ、オービス(自動速度違反取締装置)の位置を示しています。

 

Yahoo!カーナビの地図を見ると、高速道路は緑色、一般道路は青色で「SLOW」というアイコンが表示されていますが、これがオービスの位置です。

Yahoo!カーナビでのオービスの位置

私は、いわゆる「(GPS付きの)レーダー探知機」を車に積んでいます。
数年前、時間帯による一方通行違反を取られたことをきっかけに、取り付けました(笑)

 

このレーダー探知機では、ループコイル式(LHシステム)、レーダー式、Hシステムなど、オービスの種類を教えてくれます。
また、ナンバープレートを読み取るNシステムも教えてくれます。

さすがにYahoo!カーナビではその種類まで細かく教えてくれませんが、その位置は地図と音声でバッチリわかります。

ループコイル式(LHシステム)は、地面に埋め込まれているタイプなので、設置されれば当分の間、位置が変わりません。

 

私自身は、それほどスピードを出さず、スピード違反で捕まったことはないのですが、オービスの無効化のために良いと思います。

危険度でいえば、直線で危険性が少ない高速道路や幹線道路で速度違反を取るよりも、住宅街や細い抜け道を凄いスピードで走る車の方がずっと危険です。

このようなアプリやGPS付きのレーダー探知機でオービスが無効化されてしまう状況から、住宅街におけるスピード違反の方を重点的に取り締まって欲しいです。

 

なお、最近のレーダー探知機では、警察無線、消防無線、レッカー無線の電波が発信されたという通知がされます。

しかし、iPadやアンドロイドのタブレットには無線の受信機能そのものがありませんので、このような機能がYahoo!カーナビに実装されることはありません。

 

レーダー探知機で通知されなかったポイントで通知された

私のレーダー探知機は、SDカードでオービスマップを更新することができますが、1年以上更新をサボっていました。

道路を走っていた時、Yahoo!カーナビで「この先、スピードにご注意ください」と通知されたポイントが、レーダー探知機で無反応でした。

 

道路脇を見ると、明らかにカメラがありましたので、新たに設置されたものなのでしょう。

このときに、「インターネットに接続されて、情報がすぐに更新されるオンラインのYahoo!カーナビは強い!」と思いました。

 

カーナビアプリを使い続けても、熱くならない

Yahoo!カーナビに限らず、スマートフォンでカーナビアプリを使うと、触れないほど熱くなったことが過去にありました。
熱暴走して、クーラーの風を当て続けないと使えないくらいです。

しかし、MediaPad T2 7.0 Proでは、Yahoo!カーナビが動いていることを確認したくなるくらい、全くと言って良いほど熱くなりませんでした。
端末側の処理性能が向上しており、性能に余裕があるのでしょう。

発熱に関して心配していましたが、全く問題ありませんでした。
夏の時期でも問題無く使えそうです。

 

気になる、トンネル内での案内は?

カーナビアプリと、据え付け型(従来型)カーナビで比較されるのが、トンネル内での精度です。

カーナビアプリでは、車位置をGPSに頼ることがほとんどで、据え付け型カーナビのように車本体から車速などを取りだすことができないためです。

トンネルでの精度を試すため、首都高速道路において、山手トンネルを新宿から池袋まで乗ってみました。

 

トンネルに入ったら、夜間モードに自動切り替えされた

最初に驚いたのがこれ。

トンネルに入ったら、夜間モードに自動切り替えされ、画面が黒いデザインになりました。

据え付けカーナビかつ、オートライト対応の自動車であれば、これは普通です。
オートライトによって周りが暗くなるとヘッドライトが点灯し、その信号に基づいて据え付けカーナビも夜間モードに切り替わるためです。

 

しかし、タブレットなどによるカーナビでは、ヘッドライトのオン・オフの信号を取り出すことができません。

GPSによる位置情報から、トンネルに入ったと判断し、夜間モードに切り替えるようプログラムが組まれているのでしょう。

ちなみに、トンネルから出ると、自動的に夜間モードから通常モードへとタイムラグ無く修正されました。

 

トンネル内でも、問題無く案内された

今回のケースでは、トンネル内でも問題無く案内されました。

新宿から池袋の途中にある、中野長者橋の出入口の実際の位置とカーナビの位置もリンクしていました。

実は、2016年11月24日に、Yahoo!カーナビはトンネル内での案内を改善したと発表しています。

 

トンネル内で、自車の位置精度を高める仕組みとは?

トンネル内での案内性能向上の仕組みとして、以下のように説明されています。

車から直接走行速度の情報を取得できる車載カーナビは、トンネル内の走行速度からある程度位置を推定することができますが、 スマートフォンではトンネル内の速度の情報は取得できません。

そこで、スマートフォンに備わっているセンサーの情報も利用して、GPSが受信できないトンネル内であっても、車がどこを走っているかある程度わかるようにしました。

MediaPad T2 7.0 proでは、位置情報に関するものとしてGPSの他に、加速度センサー、電子コンパスを持っているとオフィシャルに発表されています。

この他、内臓センサー(2018年4月時点で配布終了)というフリーのアプリで調べると、傾きセンサー、ジャイロセンサー、回転軌道センサーも入っていました。センサーだらけですね。

 

レーダー探知機では、GPSの他に加速度センサーとジャイロセンサーを使って、トンネル内でも自車位置を割り出しています。
山手トンネルの 新宿 → 池袋間にもオービスがありますが、レーダー探知機は位置を知らせてくれます。

Yahoo!カーナビでも、レーダー探知機と同様に、加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせて精度を高めているのではないでしょうか。

加速度センサーは、最近のスマホ・タブレットでは一般的です。
スマートフォンやタブレットを横方向に90度傾けると、画面も90度回転するのは、加速度センサーが入っているからです。

 

ただし、加速度センサーの有無やその精度はタブレットやスマートフォンによって異なりますので、端末が変わると結果も異なるでしょう。

 

今回、数多くのセンサーが入っているMediaPad T2 7.0 proでは、結果は良好でした。

「トンネル内では、スマートフォンのカーナビアプリは使えない」というのは、昔の話になりつつあるようです。

特に今回のMediaPad T2 7.0 proのように、加速度センサーの他、傾きセンサー、ジャイロセンサーなど複数のセンサーがある機種については、Yahoo!カーナビ側で「タブレットの機種別チューニング」が施されたら、さらに精度が高くなるでしょう。

 

運転力診断

Yahoo!カーナビ 運転力診断Yahoo!カーナビでは、運転力診断という機能があります。

これは、目的地を入力しない場合でも、任意で診断されます。
目的地を入れた場合には、目的地に着いたら自動的に診断されます。

運転力診断は、

  1. 加速の安定性
  2. 減速の安定性
  3. コーナーリングの安定性
  4. ハンドリングの安定性
  5. ふらつき運転の安定性

の5つの評価項目 それぞれ20点満点から、結果が判定されます。
いずれも、加速センサーを使って評価されています。

右の画像の点数は、この運転力診断があると知らずに目的地までたどり着いたときのものです。

なお、Yahoo!カーナビのこの運転力診断は、提供:三井住友海上火災保険(株)とあります。

このような機能があると、自然に安全運転になり、急加速・急ブレーキも控えるでしょうから良いと思います。

三井住友海上火災保険が関わっていることから、将来的にはこの点数で、自動車保険の割引率が変わったりして!?

 

MediaPad T2 7.0 Proをカーナビで使うときの改良点

長々とMediaPad T2 7.0 Proをカーナビで使った事例をご紹介しました。
全体として、価格の割に得られるメリットが大きいと思います。

デメリットとしては、カーナビ目的でを横向きにした場合の電源ケーブルの位置です。

MediaPad T2 7.0 Pro

このように純正ケーブルだと、タブレットから横方向にコードが延びて凄く邪魔!

 

素直に、↓のようなL字型のMicro USBコードを使えば、スッキリです。

ELECOM microUSBケーブル 逆L字 2A出力 A-microB USB2.0 ブラック 1.2m TB-AMBXR2U12BK

このエレコムのような2A対応商品を買っておけば、充電を短時間に終わらせることができますのでおススメ。

 

ポータブルナビを検討しているなら、タブレット+カーナビアプリで!

今回実際に、MediapadでYahoo!カーナビを使ってみて、その進化の凄さが分かりました。

現在、MediaPad T2 7.0 Proは、2万2千円くらい。

据え付け型(インダッシュ)ではなく、持ち運びできるポータブル型(オンダッシュ)のカーナビ専用機でも、同じくらいの値段、あるいはもっと高い値段です。

ポータブル型カーナビは、オンライン型ではなくメモリーナビと呼ばれる商品で、地図の更新の問題がでてきます。
また、パナソニックやパイオニアを除くと、ポータブル型カーナビは、KAIHOU、PROLINK、A.I.D、fuze、azure、PIXYDA、nplace(DIANAVI)、iviziaとか、正直なところ、聞いたことがないメーカーばかりです。

精度の面でポータブルナビは、GPS+加速度センサーによる自位置計測だと思いますので、Yahoo!カーナビと変わりません。

 

ポータブルナビの購入を検討しているなら、今回のような高性能タブレット+Yahoo!カーナビ(カーナビアプリ)の方が安価で良いと思います。

 

MediaPad T2 7.0 Pro+Yahoo!カーナビまとめ

結局、10,000文字近い大作エントリーになってしまいましたが、MediaPad T2 7.0 ProとYahoo!カーナビの組み合わせは、コストパフォーマンスが高いと思います。

カーナビとして使わないときは、電子書籍端末としても良好ですし、軽くて薄いので持ち運ぶのも楽です。

 

※追記
MediaPad T2 7.0 Proを数年利用後、HUAWEI MediaPad M5 lite 8 タブレットに買い替えました。

最近買って良かったもの、微妙なもの。各種商品レビュー[PC・IT編]
○○年、買ってよかったものランキングのようなYouTubeや、ブログの記事を目にします。 本当にランキングなのかは分からず、怪しいページがあるのも否めませんが...

 

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コメント

  1. 河内重行 より:

    とても詳しく調べられて、仕組みが、なんとなくわかりました。私は、MediaPad m3で、yahooカーナビアプリ使いはじめました。以前使っていたタブレット、ASUSUの安いタブレットで、yahooのカーナビアプリを使っていました。普通に使えていました。MediaPad m3に変えたら、信号待ちで停車すると、地図が、ぐるぐる回って、180度位回って、止まります。この現象は、停車するたびに、起きます。何か原因がわかれば教えてください。よろしくお願いします。

    • ana-miler.net より:

      河内様

      コメントありがとうございます。
      私のMediaPadも、停車中、たまにその現象が起きます。走っている時は問題ありません。
      Yahoo!カーナビのQ&Aにはこの質問が無かったため、問い合わせフォームから質問
      しましたが、現時点では回答はありません。

      ひょっとしたら、MediaPad固有のトラブルなのかも知れませんね

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